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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第22話 機動六課のある休日、その中の仕事人。
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》された、ガジェットドローンの残骸。しかも5機。トラックを襲うには多すぎるし、廃棄区画に迷い込んだものじゃない、意図的にトラックを襲ったものだ。
しかも、未だにスパークしているということは、まだそこまで時間はたっていないが……それを破壊できるだけの何かがいたということ。
「響。連絡して全面封鎖してくれるって。これ、どう捉える?」
「……第3勢力か、もしくは」
視線を荷台のあった場所を見れば……木箱の残骸の中に見える機械的なポッド。大人ならば膝を抱えた姿勢なら入りそうな……いや、子供位なら余裕で入る程のもの。
「……入ってた何かかもしれない」
生体ポッドがそこにあった。
まだ乾いて無い事から、先程まで何かが入ってたということ、それが何かはわからないが……。
視線をずらせば、ギンガの顔色が悪い。きっと、色々想像しているんだろう……人が入っていたら、と。
流石にこういうのを見るのは初めてだったか。暫くそっとしようかね。
……それにしても。
生体ポッドが、えらく綺麗に破壊されていること。まるで、安全に外に出す事を目的としたように、綺麗にクリアパーツを切り抜いてる。
周りのガジェットも、何かに斬られてるようだし……しかもこれ。
[主、これって]
「分かってる。頼むから言うなよ? 唯でさえ俺の立ち位置不味いんだから」
……俺だったらこう斬るっていう場所だった。
やだーもー。ギンガと一緒にいるとは言え、お前だろって決めつけられたらしんどいなー。
その上……。
「何か引きずっていったのは、わざと持っていったのかな?」
視線を下に向ければ、何かを引きずったような跡が複数あり、それは、地下高速の避難経路に向かって真っ直ぐに伸びていた。
このまま追跡するにせよ、事故現場をそのまま放っておく事はできない。
そして、そこに休みのはずのキャロから連絡があった。
『こちらライトニング4。緊急事態につき、現状を報告します』
切羽詰まった声を聞いて察した。
これに関係あるな、と。
『サードアヴェニューF23の裏路地にて、レリックと思わしきケースを発見。ケースを持っていたらしい、小さな
女の子
(
・・・
)
が一人』
『女の子は意識不明です』
キャロに続いて、エリオからの女の子の状態を聞いて。
「……大当たり、女の子かぁ」
……嫌な思い出が蘇る。あー……くっそ。
「響? 大丈夫、顔色悪いけど……?」
「ん? あぁ。平気、ちょーっとな。こういうの苦手なもんで」
……さ、切り替えよ。
「ちょっとフェイトさんに連絡入れる。ちょっと調べててくれる?」
「うん。お願いね
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