暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第22話 機動六課のある休日、その中の仕事人。
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眩しい目で俺を見ないでってかBボタンキャンセルが! やめて、バルディッシュ構えないで! シグナムさんもなんでレヴァンティン手元に出してるんすか!?

「ごめんね、エリオ、キャロ? 私達は休みじゃないよ」

 心のなかでBボタンを押してたら。奏が助け舟を出してくれた。マジでありがとう。やっとBボタンが動いたよ。現にハラオウン隊長は落ち着いたし。シグナムさんも残念そうな顔しないで下さい。もう俺じゃ勝てないんだから。

「え、でも」

「さすがに隊長達が居るからって、FW全員放出したらアウトでしょう」

 奏だけじゃなくて、震離も助け舟出してくれた! マジでありがとう!

「ま、そういう事だ。とりあえず楽しんできたらいいよ。と言うより、そもそも俺調査任務あるし」

「……分かった」

 ……ごめんよ本当に。今度行列の出来る上手いカフェに連れてくから。そこのチョコパフェおごるから。正直、かなり心が痛くなりました。もうヤダ。

 そして、何だかんだで。

「……んだよ、優夜達休みかよ」

 文字通りで、事務員のシフト表を見ていると、希望休でも入れたのかなと言うくらい、4人の休みが被ってる。いいなぁ、また皆でなんかうまい飯でも食べたいもんだ。さて、と。

「震離も奏も流もどっかに行ったし、さっさと行くかね」

 ……いけない。口に出したら凄く寂しい人に見え始めましたよ。ぼっちでも時間潰せば寂しくないし。
 
 さっさとギンガと合流するかぁ。面倒だわぁ。
 
 
 ――side流――

 私も自由待機、だそうで。事務仕事を片付けようとしましたが、ヴィータ副隊長に止められ。
 訓練シミュレーターの点検をやると言えば、高町隊長にちゃんと休んでねと言われ。
 
 あまり役に立ててないということをしっかりと受け止めながら。六課の近くにあるベンチに座って、ギルとアークの内部データを展開する。
 最近の私の動きと、先日の叶望さんを襲おうとした動きを出して、弱い場所を見ようと思ったんですけれど。

「キュク?」

「……こんにちは。フリード」

 いつの間にやら、ルシエさんのパートナーのフリードがそこに居ました。

「……置いて行かれたんですか?」

「キュク〜」

 ちゃんと竜を見たことがないから、ちょっと気になる。手を伸ばせば、興味を持ってくれたのか近づいてきて……。

「フリード〜どこ〜?」

「キュク、ル〜」

 一瞬ルシエさんの居るであろう方向を見て、私に視線を向ける。
 
「ごめんね。時間取っちゃったね。いってらっしゃい」 

「キュクル〜」

 そう言うと一礼してから、声のする方へ飛んでいった。流石は竜というか、人に慣れているんだなと。

 そのま
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