『ルイズが召喚したのが、ヒメグマだったら?』
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グマ。
タルブ村の近隣の森でしか見かけない珍しい熊の一種で、蜜を好むのだそうだ。手に染みこませて、常に舐めているそうだ。
ただし、成長するとリングマという凶暴ででっかい熊になるそうなので、可愛いからといって近づくと親のリングマがいる可能性もあるので、非常に危険なのだそうだ。
り、リングマじゃなくて…よかった…っと、ルイズは思ったが、いずれ自分のヒメグマがリングマに成長することを思うと、不安がわき上がった。
青ざめるルイズを、ヒメグマは、掌をペロペロ舐めながらコテッと首を傾げて見ていた。
ヒメグマは、蜜を特別好むが、基本雑食らしく、あげれば肉でも魚でも食べた。
最初こそ怖がられて顔を引っ掻かれたものの、懐いてしまえば、ただあの時は怖がってただけだと分かり、ルイズは、ヒメグマを可愛がった。
しかし、ただ可愛いだけではないのだということを、示したが、土くれのフーケによる盗難事件の時だった。
フーケの巨大な土のゴーレムを、技マシンという宝物庫の宝を自らに使って、氷のパンチを放ち、土のゴーレムを破壊して、土くれのフーケを逃げ帰らせた。
更にその後の、アルビオンへの密命では、裏切ったワルドからルイズを守るべく前に立ち、風の魔法で吹き飛ばされた直後、リングマへと進化を遂げ、爆発的に上がった身体能力を駆使して、疾風の二つ名を持つワルドを撃破した。
ヒメグマからリングマになったルイズの使い魔は、婚約者に裏切られたショックから泣いているルイズをギュッと、けれど優しく抱きしめたのだった。
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