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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 三幕 買い物と、忠告と言う名のお願い。
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けれど管理局員としてその基準を満たす物はとても高価だと言うのに、機動六課はそれはやった。
その上、トライアングルエースの集結に、私やスバルの
素性
(
・・
)
を知った上で受け入れたという事実もある。
お父さん曰く、これははやてさんの夢も兼ね備えた大きな保険だと、そう読んでいるって言ってたっけ。
その上、あまり管理局に力を……というか、現場に呼べない教会騎士を呼べるだけの事もあるしね。
そういうのが重なってて、そんな時にわかりやすい嘘を吐くアーチェと出会ったから……なんというか、色々気にかかってしまった。
今日誘ったのは、何か他にも聞けないかなということと、後は単純に。
「アーチェは何がしたい? 何処でもいいよ?」
「えぇ……いや、えぇ?」
寂しがってる子の相手をしたかったんだ。
――――
「それにしても意外。シスターで、騎士だからてっきり……」
「うぬー。よく言われるけど、実はそうじゃないよー。だって、身寄りの無い子が教会に保護されて夢見るのは大体二択だもの。女の子ならシスター、男の子なら騎士って。
まぁ、私は教会系統じゃない孤児院だから別の道も大いにあったんだけどねー」
まーた、ぬーぬー言ってる。きっとリラックスしてる証拠なんだろうな。
……まさか、店頭に並んでる古着を纏めて送るなんて思いつかなかったけど。
「……それにしても、本当にシスターってわけでも、騎士って風に見えないなぁ」
「よく言われる。まぁ……私は田舎者で、剣の才能無かったからねぇ。大変っちゃ大変だったぬ」
……剣の才能がない? でも騎士って……あ!
「だからあんなに大きな鉄球なの?」
「ご明答。剣も槍も合わなくてねー」
……そうだとしたら本当に凄い。騎士って言われる人たちは何かしら称号を得る。シグナムさんなら剣の騎士、ヴィータさんなら鉄槌の騎士という名前を。
そうすると……。
「アーチェも何か騎士の二つ名ってあるの?」
「……ヤ」
……わーすっごいか細く、嘘吐いたー。
「いーじゃない教えてよ?」
「や、あの。恥ずかしいし」
恥ずかしいって……普通なら誇りに思ったりするものだと思うんだけど?
[お嬢、どうせ調べりゃ分かるんです。吐けば楽になりますよ]
「う、うるさいなミーティア。やだよあんなの。恥ずかしい」
「笑わないし、変だと思わないよ。そんなに変な奴なの?」
そこまで言って、何か考え込む様に空を見上げたと思ったら、一気に俯いて。
「……ょう」
「へ?」
恥ずかしそうに真赤に染まった顔を上げて。
「破城。破城の騎士って呼ばれてるよ。あん
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