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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第21話 ちゃんと強くなってる事を
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「確かに、魔力なしの技術、体術は負けない自信はある。だけど、戦闘にはルールがない。わざわざそれに従う理由は無いんだよ。
だから、ティアナは射撃と幻術を使って俺を近づかせなければ勝てる、スバルはしっかり防御を張って俺の攻撃を弾いて重い一撃を、エリオはスピードと電撃を用いて撹乱させればいい。キャロはフリードと射撃を使えばしっかり対応できる。そういうことさね」
パァッと表情が明るくなる。いい傾向だ。って……
「なんで落ち込む!?」
ティアナ以外の3人が目に見えて落ち込み出した。ティアナも何処か思う所があるのか、視線が少し下を向く。まだ、言葉が足りなかったかな?
「まぁ、でもあれだあれ。あくまで対人というか、
無傷
(
・・
)
で抑えるってことを目標にしたら俺は勝てない。でもな。端的に言うと
殺す
(
・・
)
、もしくは全てを以て戦うと決めたら話は変わる。けど、それで模擬戦なんて絶対しないし、そんな場合は来ないといいけどね」
今度はスーッと青くなる。忙しいなオイ。
「得意分野を、誰にも負けないものを作り上げるって大変な事だ。同じ道を歩いてるようでも、行き先は全然違うかもしれないし」
ふと、隣に座る流の顔が目に入った。相変わらず無表情というか、能面というか……。でもこれは流にも言える。
「自分が信じるこれは負けないってものを大切にしようって話だ。そういう意味じゃティアナは一歩先にいるよな」
「フフン、当然。兄さんの、私の……なのはさんから教わってる魔法は負けないわ」
即答。それも凄く嬉しそうに。多分ティアナ気づいてないかもしれんけど、完全にアレだよ? 陸戦型なのはさんの後継者の道をアナタ進んでるのよ? やだわ−怖いわー。そのうち絶対収束砲を物にして、残像と組み合わせて使うぞこの子。
しっかし、ティアナのポテンシャルって相当すさまじいよな。本当の意味での大器晩成の人。だからこそなのはさんも丁寧に育てようとした。けど、周りがメキメキと成長しているのを見て、焦って亀裂が出来た。
だけど、今は完全に修復して、よくなのはさんと話すようになった。第二のなのはさんって訳じゃない。だけど、なのはさんが自分と同じ戦い方を教えるってことの重さ、ちゃんと感じてるといいんだけどな。
まぁ、それはなのはさんの仕事だから、知らんけどね! というか俺、ライトニングだし!
「お兄ちゃん。僕さ、優夜さんと戦ってみたい」
エリオの言葉に全員の視線がそこへ向かう。俺としては正直予想外。良い変化だと思う。だけど……。
「それは何故?」
「どこまで通じるか試してみたい」
それは最近ヴィータさんにぶっ叩かれて成長した事を実感したいことなんだろう……だけどな。
「はっきり言うよエリオ。電
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