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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第21話 ちゃんと強くなってる事を
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物。この2つが暫く問題や」
「はやて、ウィンドベルさんについては私が調べるよ」
「ありがとうなフェイトちゃん、お願いするわ」
情報の面はこれで問題ない。私の方でも色んなつてを使って調べてるけど、今一収穫がない。
「なのはちゃんも」
「勿論。私の方も色々お話してみるよ」
グッと小さくガッツポーズをするなのはちゃんと見て、お手柔らかになといいたかったけど、やめとく。ちょっと燃えてると言うか、なんというか。下手なことを言うと私の方まで巻き込まれそうや……。SLBとかな。
そういや、カリムに遺跡が壊れたわって報告したけど、特にお咎めというか言われなかったのが恐かったわぁ……。
一応というか、しばらくアーチェを捜査手伝いとして六課に貸し出してくれるのは有り難いんやけど……響たちと相性悪くてどうしようか。
幸い、明日は休みだって言ってたし、それまでになんとかせなあかんなぁ。
……出来るか?
――side響――
「……で、震離よ。ウィンドベルさんとお前の関係は?」
隣を何気もなく歩くこいつに、ストレートに質問する。
「や、別に。私も流から聞いたくらいの事しか知らないよ」
ニコニコと笑っては居るけれど、その目は冷たい。底冷えするような目をしている。そういや初めて会った時もこんな目をしてたっけな。
「……はぁ。まぁ、何か考えがあっての事だからな。深くは聞かないよ。でも何かあったら頼れよ、じゃおやすみ」
男子寮と女子寮に分ける廊下で別れる。こいつ、普段の演技はもう手慣れてるもんだけど、デカイ事に当たった時の演技の下手さは昔から変わらない。
……正直今回、俺たちは蚊帳の外だった。俺に至っては気絶して何もしてなかったしな。流のそっくりさんも会ってないからどう判断していいのかわからなかった。
実際に会ってたら見極めもついたんだろうけど、完全に知らん人相手だとわからないし。
流の話を聞いて、重い物を抱えてることは分かってた。だけど、間違いなくまだなにかある。でも、それはきっとはやてさんも気づいてるだろうし、下手に詮索するのも良くない。
だが、まぁ。いい機会かもな。ライザさんとやら。名前を聞けたのは良いことだ。後はこれを調べれば、何かわかると良いな。
――side震離――
「……はぁ。まぁ、何か考えがあっての事だからな。深くは聞かないよ。でも何かあったら頼れよ、じゃおやすみ」
そう言って後ろ手に手を振りながら男子寮の自分の部屋に向かっていった。うぅむ、バレてる。下手なことしたつもりは無いんだけどなぁ。
さて、もう一度流の話を聞いた時、微妙に話の内容が変わっていた。前の部隊の隊長から、見元引受人に変わっていたこ
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