『ルイズが召喚したのが、ゴクリンだったら?』
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エスタというメイドの故郷の近隣に棲むという、この生き物の名は、ゴクリン。
なんでも食べて消化してしまう生き物で、胃袋以外の臓器がほとんど小さくて、食べるだけことだけに生きている生き物らしい。
成長すると、マルノームというさらに食欲旺盛な生き物に成長するそうだ。
今だって悪食なのに、これ以上悪食なるのか…。っと、ルイズは、絶望した。
机の上の教材や杖を食べられてしまった(※半分消化)と話すと、食欲さえ満たしておけばだいじょうぶですよ、っとシエスタは、曾祖父がかつて飼育していたという話からそう言った。
それからというもの、教材と杖を新調したルイズは、食べられないよう、ゴクリンに餌をたくさんあげるようにした。
その甲斐あって、他の使い魔が食べられそうになるような事件も無くなった。
しかし、ある日起きたら、ゴクリンが紫色の大きな生き物、マルノームになっていた。
そして教室で、事件発生。
キュルケのサラマンダーが丸呑みにされた。
すぐに吐き出させたので生きていた。
後日、ギーシュのジャイアントモールが行方不明になり、視界の共有でマルノームの腹に入っているのを知ったギーシュが、がんばって吐き出させてなんとか助かっていた。
その数週間後…、オスマンの秘書・ロングビルが行方不明になった。それと共に、巷を騒がせていた土くれのフーケの事件がぱたりと無くなった。
マルノームが食ったんだじゃないかという疑いがかかっていたが、ロングビルが消えた日、いつも通りルイズがたくさん餌を与えていたため、それはないという裏は取れた。
言葉が使えないマルノームに、あんたのせいじゃないわよね?っと聞いても、ぼへ〜っとしているだけで、何も答えは得られなかった。
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