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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第20話 続・調査任務と、お話、そして強制終了
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、名前の由来の通り「雷」の魔力変換を持っていた。
何より私が興味を持ったのは、ミッド式の数式に私は興味をいだいた。
10年前、たしかに声は聞いた。だけど、空耳だろうと流したし、相談したら頭が変になったんじゃないかって心配されそうだったし。
だけど、ある時。響達3人が私に黙って別の特訓をやり始めた。それまでは体運びとかを重点的に行なっていたのに。だけど気にはしなかった。お父さんに相談したら、男は隠れて強くなりたがるって言われて、その時はそうなんだとしか思わなかった。
そして、2年後。奏達と出会ってようやく私はその意味に気づいた。いつも私達が集まる山の中の広場で、響達男3人。奏達女の子3人で、言い争いが始まった。初めは何を話しているんだろうと思っていたけれど。6人の口から出てきた言葉を聞いて、その後の言葉で、私は驚いた。
空を飛ぶには魔力コントロールか、魔力量か、と。数式はミッドのほうが細かい、と。
それが私が、魔法と出会った切っ掛けだ。
ま、その当時はなにそれとしか思わなくて、本当に出会ったのはもう少し後だけどね。
――いけない。そんなこと考えてる場合じゃないのに。
目の前で泣きながら剣と、銃……いや、
槍
(
・
)
を振る少年を見据える。そう言えばいつか響が言ってた。流のスタイルは理想論で出来てるよなーと。
確かに、剣も、槍も、銃も、体術もやろうとしている。いや、それを
なぞっている
(
・・・・・・
)
。でも、その完成度は高いし、流も依存している。だけど、ね。
眼前に銃口が、いや槍先が迫る。それを難なく回避。
驚く流の顔が見えた。きっと、目の前でこんなこと考えてる私は最低なんだろうけどね。かれこれ5分ほどクロスレンジで攻撃を捌いている。初めの方こそ攻撃を受けたり流したりしていた。だけど、法則を見つけてしまえば後は避けれる。
同時に身体強化の派生を維持する。瞳に強化を継続。これをしておくと流の動きが手に取るように分かる。
――ロレンチーニ。鮫が保有する感覚器。100万分の1ボルトという極わずかな電位差を感知することが出来る器官のこと。
だけど、生憎私たちは人。筋肉が発する微弱な電流を感知することは出来ない、代わりに瞳を強化すると見える。おそらく電気系統の魔力変換を持っている子なら出来ると思う。ただし、強化しすぎると一時的に目が見えなくなったりするけれど。ひどい場合は魔力が暴発、失明とかもあり得るんじゃないかな?
ま、慣れてるし平気なんだけど、今の私は流の内に走る電流の動きを読んで、戦闘を、いや、回避を組み立てている。
だけど、それくらいしないと、きっと私は――
「どいて下さい!!」
いつの間にか流の目から
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