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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第20話 続・調査任務と、お話、そして強制終了
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『……一つ昔話を。初めて流とあった時。俺は驚いた。同じ体がそこに居て、親しそうに俺の名前を呼んで。嬉しそうに噛みしめるように俺と戦って、最後に話をして……。
 その後、俺達がしたことは無駄じゃないってわかった。いや、教えてもらった。そして約束をしたんだ、次に会う時は、私は貴方を疑うだろうけど、もう一度色々教えてほしいって』

「……その約束が、今だと?」

『……さぁ、そうだと思うが……どうだろ。この前来た白いのは違うって言ってたけどな』

「……白いの? それはどういう人?」

『さぁ? 突然やって来て人の名前をズバリ言い当てるわ、俺たちしか知らないことをバラバラ言うわで不思議な子だったよ。
 シュレ……なんちゃらの如く、まだわからないって言ってたが』

 周囲に展開していたシューターを解除する。皆が心配そうに私の方を見るのが分かる。軽く息を吸って、吐いて……。

「わかりました。全てを信じることは出来ませんし、後で報告も行います。ですが助けて頂けるなら、なるべく要求に従いましょう」

 彼の目を見て言う。すると、私の前まで脚をすすめる。すると、片膝をついて跪く。

『礼を言う。約束しよう。必ず転送する事を約束しよう』

 そう言って、彼は消えていった……。少しの間が空く。果たしてこの判断が正しいのかどうか、まだわからない。だけど、ここまでの情報を聞いて、全てが嘘だとは思えない。

「なのはさん……あの」

「大丈夫。きっと下で色んなことがあるけど、きっと流の事情も分かると思う。もし酷い結果になってもエリオも居る、フェイトちゃんも居る。響も居るんだ。きっと大丈夫」

 皆が揃った時にもう一度話し合いをしないと、ね……。


――side震離――


 振動を感じた瞬間、調べようと屈んでいた流を抱きかかえる。同時に足元が崩れた、その連鎖でAMFが発動。そのせいで空を飛ぶという手段が無くなった。落ちていく中、周囲の壁が崩れ落ちる。

「叶望さん!? あの……!」

「舌噛むよ」

 崩落具合からみて、おそらく巻き込まれたのは私と流、少し離れた所に居た奏とフェイトさん。そして、響と……。いや、ここまでが巻き込まれたはず。響の事だ、ギンガさんに任せて、エリオとキャロは逃しただろうし。
 崩落の音の反響を聞いて、まだ下まで時間があるのを確認。魔力が廻る感覚が戻る。これでAMFの範囲は抜けた、が。
 次の問題だ。目の前には私達を押しつぶそうと瓦礫が迫ってきている。とりあえず、身体強化と、いつでも飛べる用意を施す。空中で落下する方向へ振り向く、音の反響具合からして、もう底が見え始めた。
 一気に加速し地面へ向けて急速落下。落下する途中に落ちようとしていた瓦礫を追い抜き、それより先に
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