暁 〜小説投稿サイト〜
仗助にもしも双子の姉がいたら?ネタ
二度目の死
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
女の『手』が欲しかった。私だけの『彼女』として持ち歩きたいと思った。だが、私の脳がそれは違うと否定したのだよ。」
「ど、どういうことだど…?」
「私は、『彼女の全て』が欲しいと、生まれてこの方初めて思えたのだよ。どうすれば、彼女を極力傷つけずに、あの美しさを手に入れられるか考えているところさ。」
「お、おまえぇぇぇぇ!!」
「ぐっ!」
「ミナミ姉ちゃんに手を出させないど! 少しでも動いたらなんとか脈ってのを、切るど! おまえのスタンド…、どうやらパワーあっても、そんな遠くまで行けるタイプのスタンドじゃないと見たど! 射程距離、1〜2メートルぐらいと見たど! 死にたくなかったら、動くんじゃないど!」
「……なるほど。個人によって色んなタイプの能力があるということか? スタンド? ん〜〜〜、スタンドねぇ。ところで……。私のキラークイーンにもちょっとした特殊な能力があってねぇ。」
 ん? なんか、アイツのスタンドが何か持ってるど?
「ハーヴェスト! 取り上げろ!」
 ハーヴェストの一匹にソレを持ってこさせたら、ただの百円だったど。
「私のキラークイーンの特殊能力を教えてあげるよ。どーせ君はすでに、キラークイーンによって始末されてしまっているのだからね……。」
「!? ハーヴェスト!」
「キラークイーンの特殊能力…。それは、キラークイーンは、触れた物をどんな物でも爆弾に買えることが出来るということ。例え…、百円玉であろうとも、ね。」
「ひゃ、百円玉を捨てろ、ハーヴェストぉぉぉ!!」

 カチッ
 って音が聞こえて、百円玉が爆発したど。

 何が起こったど…?
 おらは…、おらは…。

「これで、今夜も、くつろいで、熟睡できるな。」


 おらは、青いバラの花が散る映像を見たど…。どういうことだど?
「はっ!? お、おらは…。」
「なっ!?」
 吹っ飛んだと思った、おらの体が無傷だど!
 い、意味が分からないど…、で、でも…。
「し、しししし、知らせないと…! ミナミ姉ちゃんが危ないど!」
「チッ!? どういうことだ! それが貴様の能力? いや、違うな…。」
「ハーヴェスト!」
 おらは、ハーヴェストの上に寝っ転がって、ハーヴェストを走らせたど。
「むっ! そんな方法も取れるのか!」
「高等部へ! 知らせないと! ミナミ姉ちゃんが危ないど!」
 アイツに…吉良吉影とかいう奴に、殺されちまうど!!
「早いな…。だが…。」
 あいつの声が遠くなったど。
 急がないと、急がないと!

「だめだめだめだめ。」
「あっ!?」
 さ、先回りされて…。
「君は死ななくてはならないんだ。目撃者は生かしてはおけないよ。」
 キラ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ