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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十九話
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更識に来て二日目の午前。

昨日の夜から今朝にかけては更識の事務所で譲渡する装備のリストをつくり実際に渡したりしていたので寝ていない。

まぁ、この体は寝なくてもいいんだけど。

「にゃぁ」

「んぅぅ〜!」

今は刀奈にモフられている。

俺のお腹に顔をうずめてモフってる。

猫のお腹は防御の為に厚くて伸びやすい皮があるからふにふにしている。

気持ちはわかる。

いや、一応俺は変化だからいいけど普通の猫にやると顔痒くなるよ?

ま、好きにさせるけどね。

アニマルセラピーってやつ?

父親が片腕を失う所を見て色々滅入ってるだろうし。

優しくしてあげよう。

ロリsは簪が面倒見てくれている。

アルシャーヴィン夫妻と連槍は楯無に装備の使い方を説明している(させている)。

箒? 本音と何かしてたけどたぶん虚さんがストッパーになるだろう。

「んー………」

ベッドの上で抱き枕にされること30分。

「ねぇ一夏君。なんでずっと猫のままなの?」

「うにゃ?」

「話がしたいから人間に戻ってくれない?」

「にゃーん?」

「んーん。このままでいい」

「にゃ………」

獣化を解く。

刀奈に抱かれたままだ。

そして俺も、刀奈を抱きかえす。

「ん………」

いっそう強く、刀奈に抱きしめられる。

「ねぇ、吸血鬼ならアイツに勝てる?」

「勝てるとは限らない。でも、同じ土俵には立てるかもしれない」

「そっか………」

ああ、そうか。なるほど。

「ねぇ、一夏君」

「俺がその続きを聞いて頷くと思うか?」

「………そうだね。ごめん」

「お前にはいざって時俺を殺すって大役があるだろ? なのに俺の眷属になったら本末転倒だろう」

「貴方なら、大丈夫なのでしょう…?」

「さぁね。もしかしたら俺がこうしてるのはお前を食う為かもしれんぞ?」

「………いいわよ。それで強くなれるなら」

「はいはい。悔しかったんだね」

よしよし、と頭を撫でてやると恥ずかしそうに顔を埋める。

「年下のくせに」

「残念、中身はもう30越えてます」

「精神年齢一桁のくせに」

「にゃにおー?」

尻尾で頬っぺたをつんつんしてみる。

「んぅっ…くすぐったい…」

「エロい声出すなよ…」

「とかいいながら…んっ…耳こしょこしょしないでよ…」

「んー。ロリsがこれ好きだからお前も喜ぶかなーって」

「また子供扱いして…」

ぷぅ、と頬を膨らませる様子は、幼げで可愛いと思った。

「いいじゃん。子供で。俺も子供やってるしさ」

「むぅ……」

こしょこしょと
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