暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十九話
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耳の裏を尻尾で擦る。

「あ、じゃぁアレやってよアレ」

「アレ?」

「耳掻き」

「……………Vtuberの一時間ASMRかよ」

抱擁を解き、枕元で正座する。

「ほら、おいで」

サイコシャード製の足の接続を切る。

「あ、やってくれるんだ」

刀奈が膝に頭を乗せるとシャリッと音がした。

「なにこれ?」

刀奈が俺の足をつつく度にしゃりしゃり音が鳴る。

「ああ、気にするな。去年ISの起動実験で失敗して手足がなくなっただけだ」

「気にするわよ。なんで平気なの?」

「むしろ前より便利になったから気にしてない」

右手の人工皮膜を量子格納庫に入れ、人差し指を耳掻きの形に変形させる。

「なにそのエロ漫画に出てきそうなギミック」

「あれー? そんな事言っていいのかにゃー?」

変形させた人差し指を刀奈の耳につっこむ。

「ひゃっ…!」

「じっとしててね」

二本の尻尾で刀奈の目を塞ぐ。

危ないからだ。

「女神の瞳は我が瞳。万象写し、万を見抜く。
メティス・サイト、オープン」

「なにその簪ちゃんが好きそうなセリフ?」

「ん? ちょっと本気出そうかなって」

「本気?」

「俺さ、色々見えるんだよね。人間の中のエネルギーとか、それこそその気になりさえすれば竜脈とか。
で、人間のエネルギーの流れとか情報の流れって神経の流れに沿ってる事が多いんだよ」

「ふーん………………え?」

「じゃ、始めようか」



「そうそう、耳って性感帯らしいぞ?」

side out













ちょっ…やめっ…

やめない

あんっ……そんないきなり…

うそっ…まっ…待って…

待つわけ無いじゃん





あっ…だめっ…そんなっ…

ふ、深い…そんな奥まで…




はい、おわり

らめぇ…やめないれ…もっとぉ…

まだしたいの?

うん…

欲張りさんめ

じゃぁ体勢を変えてこっちの穴を…

ひゃっ…!? そっちは…

大丈夫大丈夫。こっちでも直ぐに気持ちよくなれるから…

ひゃぁぁんっ…!







ドアの前にて。

(な、お、お嬢様と織斑君はいったい何を…!?)

「はぁ…はぁ…捗る…! 年下男の娘に責められる姉系女子! 冬コミのネタは決まりっ!」

(ま、一夏の事だし耳掻きでもしているだけだろうが……黙っておこう。
おもしろいからな)

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