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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第19話 調査任務と、宣戦布告と。
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でも、フェイトちゃんに連絡が通じたら、試してもらいたいことが。
「……中から撃ち抜く……という手段は?」
『……うわぁ物騒なこと言うなぁ。ここ一応シェルターみたいなモノだからな。その辺に落ちてる瓦礫ですら魔力耐性高い。内部を構成してるやつはもっと硬いし、何より抜けなくはないけど、その場合加減の調整が出来るとは思えないが?』
なるほど、道理で……風化でボロボロになって入るけど、何か力が加わって壊れた部分は異様に少なかったのはそのせいか。
『うーん。俺が君らから信用を得ないと進まないな、これ』
あっはっはと目の前で笑う人物を見て、頭が痛くなる……何を思って信用を得ようとしたのだろうか?
『まぁ、いいか。ここに来たしまった以上。避けては通れないし。ただで帰そうとは思ってないし』
「……何の話をしているの?」
『今にわかるさ』
そういって、地面に降りる。身長は私よりも低く、エリオよりも少し高い。フードに手を当ててそれを持ち上げる。そして……。
『二年前。ここからとあるものが運び出され、同時に俺が目覚めた。だけど、運び出す人の名前を聞いて納得できて、お願いした』
フードを取る。所々立たせた茶髪の髪に、女の子のような顔立ち。話し方で男というのがかろうじて分かる。だけど……。
『……
ウィンドベル
(
・・・・・・
)
、そう名乗った。そして、俺は彼らに託して、待った。いつかここにその子を来るように、と』
「……そんな」
顔を見て、驚く。もちろんティアナ達も驚いてる。
『……名は訳あって名乗れない。だけど、俺はずっと待っていた。フロウ・ウィンドベルを。いや、風鈴流を』
目の前に立つ人物の顔が、流と全く同じだったからから……。
――sideフェイト――
「駄目です、下に落ちたと思う皆と連絡が取れないです」
少し落ち込んだ声で、ため息が漏れてる。私もさっきから上に通信を飛ばしているけれどノイズが酷くてつながらない。外にいるヴァイス君にももちろんつながらない。
私達が居るのは、真っ暗な瓦礫の隙間の中。たまたま出来たと思われる隙間の空間に現在閉じ込められている。私と奏の2人でスフィアを使い明かりの代わりにしているけれど、どこにも繋がっている様子は無い。
「さて、どうしようか。少し待ってみるしか出来ないけれど」
適当な瓦礫の上に二人して座っている。初めは奏に座らせようかなと思って進めたけど、奏も私に座ってもらおうと考えていたみたいで、二人して勧め合いになって、最終的には背中合わせで座ろうって事で、落ち着いた。
「下から2人合わせて岩盤を砲撃で抜きます?」
「それは……ちょっとやめとこ?」
冗談っぽくいうけれど、私はあま
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