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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第19話 調査任務と、宣戦布告と。
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 それにしても、今日のメンツやべーな。外から研修がてらのギンガの参戦に、教会の使者の参戦。超ヤベェ。
 
 なんて考えてたら。
 
「響」

「ん? あぁおはよう震離」

 ……なんか少し見ないうちに、震離も疲れたような表情をしてるなぁ。
 自分のことでこうなるタイプじゃないし、多分。
 
「ごめん。今日、さ。出来るなら流と一緒に動きたくて時間取れたら2人で話したいんだけど……駄目かな?」

「……あー、まぁ、それは状況次第だな。深くは聞かないけど、なんとかなりそうなの?」

 突然の無茶なお願いに悩むけれど。珍しいこの子がこういうってことは、本当に不味いことになってるのか、はたまた……いや。
 
「わかんない。でも、最近何かずっとから回ってると言うか、なんだろう……ティアナのときとは違う意味で焦ってるように見えて、その……」

 ……そういや、最近寝れてないのか目元が若干黒かったしな。訓練もあまり見れてないし、結構まずいか?
 
「わかった。なるべくそうなるようにさ、してみるけど……相談してくれよ?」

「……うん。ある程度落ち着いたらね」

「……あぁ」

 申し訳なさそうに笑う震離の頭を撫でて、そのまま反転させて背中をぽんと叩いて。
 
「ほら、どうせ流んとこに行くんだろ? 行ってこいよ」

「うん、行ってくるよ。ちょっとでも話してくる」

 そのまま見送って、あくびを一つ。もう初夏だということもあって日は高い。  
   
 ――――  

 あれから皆が集まって、転移ポートを使い移動。そして、現在無人世界をヘリで移動中。今見える面子が両隊長とFWの皆だが、副隊長達は聖王教会からの依頼を受けて違う任務へ。今回ははやてさんもロングアーチとして六課待機。
 パイロット席側に、操縦者のヴァイスさんに、後ろに席が無く、気まずいから前に来た俺と、教会からやって来たアーチェの三人がいるんだけど……空気は最悪。
 対して、後ろの席はギンガの自己紹介等などで、大盛り上がり。まぁだよねぇと。ちゃんとお姉ちゃんをしてる人が来て、ちゃんと世話もサポートも出来る人だし。
 そもそもスバルや、ティアには頼れる先輩でお姉ちゃん。エリオとキャロも、スバルから常々聞いてたらしく、初対面で大分仲良しに。
 驚いたのが、普通に奏と震離も同い年ということもあって普通に仲良く話をしてて……何がいいたいかと言うと、後ろの席超楽しそうということ。
 いやまぁ、事情あっての今だから仕方ないんだけどね。
 ある程度進んだ後、各員の前にモニターが展開される。

 今回の調査する管理外世界、古代ベルカ時代に関係があったらしいと近年明らかになったけど、未だ世界名称も明らかになっていない。遺跡も所々あるら
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