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仗助にもしも双子の姉がいたら?ネタ
俺の姉ちゃんが!?(side:仗助)
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でよければ、ちょっとしたピクニック気分でサンドイッチでもどうだい?」
「いいですね。」

 なぬ〜〜〜〜!?

 俺は思わず飛び出しかけたが、億泰と康一に止められなんとか踏みとどまった。
 さっきの声…、姉ちゃんだ。姉ちゃんが、先に店の中にいた男と出てきた!
「マジかよ〜。」
「ぐ…くく…。」
「押さえて、頑張って! 仗助君!」
「ハーハーハーハーハー…!」
 俺はなんとか気持ちを抑えて、陰から歩いて行く、二人の姿を見た。
 男の後ろ姿だけ見れば、背も170以上はあり、全体的にスマートに見える。なんていうか、大人のエリートサラリーマンって感じだ。
「お、追うか?」
「ったりめーだろ!」
「れ、冷静に…。」
 二人に抑えられながら、俺らは姉ちゃんと男の後ろ姿を追った。
 やがて町の中心地にある、サンジェルマンっていうベーカリーショップに入って行った。




 ※以下、エコーズで聞き取った二人の会話。

「ここのサンドイッチは、いつも昼の11時に焼き上がったパンで作るから、とてもパンが柔らかいんだ。だから人気があって、午後1時には売り切れしまうんだ。カツサンドは好きかい? ほら、ホカホカでサクサクしてる。」
「う〜ん、迷う。どれも美味しそう。」
「おや? BLTサンドがまだ残ってるね。なんだったら、半分こでもするかい?」
「えっ…、それは…。」
「ふふ。冗談だよ。気持ち悪かったかい?」
「…ビックリは…しました。」
「……耳まで赤くなってるよ?」
「わっ!」
「おっと、すまない。手が滑ったよ。」
「だ、だいじょうぶです…。じゃあ、コレにします。」
「なら、私はコレにしよう。お会計は…。」
「あ! 自分の分は払いますから!」
「そうかい。」





 side:仗助

「のおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「落ち着いて、仗助君!」
「な〜にが手が滑っただ!? 絶対間違いなく狙っただろうが!! ちきしょう、殴る、一発殴る!」
「落ち着けって、仗助!! こんな町中で暴れたら大迷惑だぜ!? デートの邪魔したらミナミに今度こそ殺されるぞぉ!?」
「で、でででででででで…、で〜〜〜と〜〜〜〜?」
 あっ、目眩が…。頭に血が上りすぎちまった?
「仗助君!」
「仗助!」
 姉ちゃんが…、俺の姉ちゃんが…、とうとう男を作っちまったのかぁ…?
 それも年上って、お袋の遺伝か!? 血は争えないってことかぁ!?

 グレート…。俺…、どうしたらいいんだ?

 俺が康一と億泰に介抱されている間に、姉ちゃんは男と一緒に店からいなくなってた。

 結局その後、見失い、家に帰ったら姉ちゃ
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