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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第18話 不安とデバイスと
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」
その可能性に気づいた時、スーッと背筋が冷える。
中々負担を強いているのに、まだ何も返してないということ、そして、そういうことって不満が溜まりやすく、積もり積もって……不味い。
「気づいてないけど、流も前線メンバーに穴空けたって気にしてるから、プラマイゼロだよ。それより問題なのは、割と明るい子だと思ってたスバルが流に苦手意識持ってる気がするって事だよ。
……ごちそうさまでした」
「そう、なんだ……あの子、内気な所もあるから。
あれ? もう食べないの?」
「……君ら基準で物言うな。天ぷらうどんと、肉うどんでお腹いっぱいです」
それにしても響の紹介した、このおうどん屋さんってすごく美味しい。
今度お父さんや、スバルも連れてこよう。
「そうだ。さっきの連絡に書いてあったんだけど、明日の任務ってシスターさんも同行するみたいね。
私も今日はそんなだし、ごちそうさまでした」
「……エ? マジで? ……名前って分かる?」
「確か……シスターアーチェさん。あ、アヤさんって方の推薦みたい」
「……へぇ」
一瞬空気が変わる。なんだろうって、視線を響に向ければ……。
「さて、なら明日も早いし帰るかね」
そう言って注文票を手にスタスタと歩いてく。値段の確認が……。
「え、や、待って自分の分は自分で」
「いいよ。誘っておいて払わせるのはどうかと思うし。すいませんお勘定……また来ちゃ駄目ですかね? あ、事前連絡……はい、わかりましたー。あ、カードで……ごちそうさまでした。
よっしゃ、ギンガ行くぞー」
「あ、うん。ごちそうさまでした」
響に続いてお礼を告げてから、店外へ出て。
「じゃ、また明日な」
「う、うん。明日、よろしくね」
「こちらこそ。じゃおやすみ」
そのまま歩いていくのを見送りながら、あの空気の変わり方で、何かあったのは確かなんだけど。
駄目だ、シスターアーチェさんの名前を出した頃からだから、よく分からない……。
シスターアーチェの事はわからないけれど、アヤさんって確か、はやてさんに隊舎を紹介したり色々手伝いをしてくれた人だった筈。
私は直接会ったことは無いけど、確かお父さんが何度か会った筈だし、ちょっと聞いてみようかな。
明日はちょっと楽しみ。管理局に勤めて知り合いの多い任務に関われるんだもの、すごく楽しみだ。
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