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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第17話 優しい人
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さんも?」
「呼び捨てでいいよ。俺もギンガって呼ぶから。あ、俺はAーです。空飛べるだけだから」
「あ、スバルから聞きました……あ! 響さ……響はフェイトさんと渡り合ったんですよね? スバルから聞きました!」
パッと目が輝き出した。この問題はこれで終わりだなーと。
……それよりもレスポンス早いなー。打てば直ぐに返ってくるし。最初はスバルと似てるのは見た目だけかなーと思ってたけど、やはり姉妹。よく似てるなー。
……いや、それよりも。
――そう。他には何か面白いことあった?
一瞬姿がダブった。懐かしいと思える反面、髪型が似てるんだと結論づけて。
「いやいや、渡り合えてないですよ。ダメージ通せてないし」
「それでも先手を取り続けたんですよね? いろいろお話したいと思ってたんです!」
「……あんまり参考にならんぜ? まぁ、それより……移動しません? 108へ行かないと流石にそろそろ怒られる」
「はい! 案内するよ。その間聞かせてね?」
「はいはい。そう言えばそのローラーシューズって、デバイスの無いのにどうしたの?」
「簡易デバイスで、足だけ展開出来るようにしてたんです。リボルバーナックルが無いとやっぱり威力は落ちますが……何処からでも狙えるんで」
シュッと軽くシャドウをするギンガを見て関心。
利き手は左っぽいけど、その気になれば何処からでも狙えるタイプ。スバルとは正反対の技術寄りだなと直ぐに気づく。
……ちょっと待てよ。そうすると、あまり考えたくないけど。ヤダこの子かなり優秀な部類やんけ……。
……そうなると、だ。陸曹クラスが問答無用で攻撃したって事は、ここでサバトとやらをしてる奴らは、結構危険な存在?
本局がガタガタしてるのを陸が気づいてない訳がないから、なにかするタイミングとしては丁度良いが、そうするとそれなりのバックが居る事になる。
ちょっと確認取りたいが……。
「響は投げとか、指揮が凄いんですよね? 私指揮適正がちょっと低いので教えてくれないかなって?」
「えー、そりゃチェスとかすりゃ勝手に鍛えられるよ。後は王道の指揮を理解してから自分ならって落とし込むように」
せっかくこんなにキラキラしてるのに、また落ち込ませるのは申し訳ないしな。
――――
「なるほど。あの青狸が寄越すわけだ、中々な手前だ。俺も同じ考えだ」
「ありがとうございます!」
……108部隊まで案内されて、地下鉄での証言と潜った際にギンガと一触即発になりかけた事を伝えて、その上でこちらの考えを伝えると、笑って同意された。
渋く笑って居るが、さすがは部隊長歴が長い方。
陸士でも珍しい、指揮だけで
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