ハイスクールD×D 照らし出す光 3
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50段ッスね。アーシアも名乗るなら50で名乗ると良いッスよ」
「えっと、今日の所はなしで」
『Grow up and grow up together』
「その、へ、変身!!」
『デュアルアップ!!育ち育て全てを手にしろ、ドラゴナイトロードXYZ!!』
恥ずかしいのか顔を赤らめながらレバーを引くアーシア。そのアーシアの周りをセレクトパネルが周り、最後に見たことのないライダーのパネルがアーシアの前で停まる。あのパネルって止まるものだったんッスね。普通に目押しでショートカットしてたッス。永夢なんて下の方をタッチしてパネルを上に弾いて上半身から変身する技まで持ってる位ッスから。
「それを触ればOKッス」
「はい」
アーシアがパネルに触れてスクリーンを潜ると黒を主体に金色で装飾が施されたちょっと悪役が入っている騎士姿のライダーが姿を現す。
「ふ〜む、仮面ライダーデュークはなんか不味そうなんで、マーキス、カウント、違うッスね、マーセナリーにでもしとくッスかね。マーセナリーナイトロードゲーマレベル50」
「マーセナリー?」
傭兵なんて普通は使われる言葉じゃないッスから分かんないでしょうねぇ。内緒にしとこ。
「それより、体に異変はないッスか?ヤバそうならすぐに解除するッスよ」
「いえ、特には。ちょっとピリピリするぐらいで」
外から見ると大分ノイズが走ってヤバそうなんッスけど。
「えっと、ちょっと失礼」
もう一度アーシアと同化してチェックしてみる。うぇっ!?体の崩壊と神器による回復が釣り合って表面が崩れているように見えるだけで本当に大丈夫そうだ。抗体も徐々に出来上がっているからそのうち、表面が崩れるのも落ち着くはずだ。分離して問題なしとだけ伝えておく。
「さて、仮面ライダーには特別な能力がいくつもあるッスが、共通で便利な能力としてステージセレクト機能があるッス。簡単に言えば戦いやすい異次元に引きずり込む機能ッス。腰の左側にあるスロットの横にあるボタンを押せば引きずり込みたい相手ごと異次元に取り込まれるッス。とりあえず、今回はウチを一緒に取り込んでみてくれッス」
「このボタンであってます?」
「それそれ」
アーシアがステージセレクトボタンを押してデバックルームからいつもの海岸に到着する。
「これは基本機能ッスからすぐに扱えるように練習するッスよ。周りに被害が出ないッスから。それじゃあ、少し歩いてみたりジャンプしてみたり準備運動をしておくッスよ。ウチもこいつの扱い方を覚える必要があるッスから」
パラドに渡されたバグルドライバーとガシャットを軽く振ってみせる。それに納得したのかマーセナリーは頷いて歩いたり走ったり転んだり跳ねたり転んだり起き上がろうとして波に
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