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ハイスクールD×D 照らし出す光 3
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かに存在していた証ッス」

これで納得して逝ける。もう喋ることすら億劫になり、それでも最後の挨拶をしようと深呼吸した所で聞き慣れた音声が耳に入る。

『ギリギリチャンバラロード』
「えいっ!!」

アーシアがギアデュアルγを起動して自分の体に突き刺した。アーシアの体が高レベルのバグスターウィルスに感染して体が消滅していく。慌ててアーシアに取り付いてウィルスを抑制する。アーシアのウィルスを抑制すると同時に体の調子が戻るのがよく分かる。そして、抑制が限界で完全に除去することが出来ない。

お互いに落ち着いた所でアーシアの中から外に出る。

「アーシア、自分が何をしたのか分かってるんスか!!」

「ミッテルトさんこそ、自分が何をしたのか分かっているのですか!!」

アーシアが今まで見せたことのない怒気と共に言い返してきた。それに一瞬飲まれてしまった。

「パラドさんから全部聞きました。そしてミッテルトさんは最後まで宿主を選ぶことなく消滅を選ぶって」

「ちっ、パラドの奴、最初から全部見抜いてたッスか」

「どうして、どうして生きようとしないのですか」

「あ〜、色々と理由はあるッスけど、そうッスね、一方的な搾取が嫌だったからが一番ッスね。宿主が居ないとウチラは存在を保てない。それだけなら悩まずに済んだッスけど、宿主にデメリットが多いんスよ。バグスターウィルスに感染することになるし、同化している時は一方的に宿主の情報が分かるッス。特にストレスがはっきりと。アーシアがこれだけストレスを溜め込んでいたとは思わなかったッスけど」

びっくりするぐらいアーシアの抱えるストレスは大きかった。それを表に出すのが物凄く下手なだけで、溜め込んでいたのだ。聖女として扱われるのもストレスだし、魔女として追い出されたのもストレス、そもそも教会に預けられたこと、親に売られたことが一番のストレスであり、それを誤魔化すように信仰を捧げている自分の醜さがストレス。他にも色々なストレスが存在していた。ストレスの塊で許容値が極端に大きいのがアーシアという存在なのだ。

「私の人生はストレスとの二人三脚の人生です。表に出せばさらなるストレスを押し付けられる。だから私は上手く付き合ってきたつもりです」

「合理化、いや逃避っすかね?神から与えられた試練に置き換えて誤魔化していたんッスね」

「そうなるのでしょうね。そんな人生の中で私がストレスなく付き合えたのはミッテルトさんだけなんです」

「赤龍帝がいるでしょ」

「その、やっぱり男の人はちょっと怖くて。それにちょっと視線が、その」

「ああ〜、うん、なんとなく言いたいことはわかったッス。吊り橋効果で好意はあるけど、あの女にだらしない面はNGと。まあ、分かるッスよ」

「その
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