暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第1話『凪風雅、23の誕生日』
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知っているなら、『口先の魔術師』と言えば誰のことか解るわよね?」
「もしかして、圭一…この予定を?」
「予定どころか、これから三日間の日程決めまで俺が何とかしましたよ。」
「流石だな、圭一。だけど、公的な予定を変えて大丈夫なのか?」
「それについては、チームディロードによる雅さんへの監視の為と言えばどうにかなるんですよ。」
「…もしかしてみんな、僕の為に…」
「俺達は最初から、ずっと雅さんの味方ですよ。」
「それから雅、これは私達チームディロードからの誕生日プレゼント。」
フェイトは厳重に保管されているケースを取り出し、それを雅に渡す。
「フェイト、これは…」
雅はケースを開けて驚く。そこにはフェイトを通じて警察庁に保管されていたディロードライバーが入っていた。
「それは、雅が持たないといけない、この国の存在の証明だから。」
「でもいいのか?これを僕に渡して。」
「大丈夫だよ。もうリンディ長官に話は通してあるから。」
「…みんな、本当にありがとう!」
雅はケースの中のディロードライバーを手に取る。
「これで、仮面ライダーディロードの復活ですね!」
圭一は言う。
「これを僕に渡すということは、この国にまた何か異変が起きているんだな?」
「うん。実は、雅がエクシードデバイスの試運転をして半月くらい過ぎたころに…流夜の遺体が忽然と消えていたの。」
「何!?流夜が?それは本当か?」
「うん。警察庁でも捜索を行っているんだけど、未だに見つからなくて。もしものときは、雅に頼みたいの。」
「解った。流夜の件は僕の方でも調べてみる。任せてほしい。」
雅は再び仮面ライダーディロードとなり、新たな事件に参戦する。

その頃、次元保護国に向かって、海から巨大な何かが向かっていた。
“私の子を…返せぇぇぇ!”
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「この反応は…ゴジラ!?」
“お前達が攫ったことは解っている!”
「やめろ!ゴジラを迂闊に攻撃するな!」
「チームディロード、出動!」
次回『怪獣王の雄叫び』希望を紡いで、全てを救え!
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