暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第1話『凪風雅、23の誕生日』
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それを突き破り強く生きる今日、凪風雅を次元保護国の国家象徴とし、国家の安寧と平穏をより一層築き上げることを願い、国家象徴の勲章を凪風雅に授受いたします。」
国家代表の言葉を受け、雅はその勲章を受け取る。
『たった今、国家代表によって凪風雅様に国家象徴の勲章が渡され、国家象徴となられました。』
雅の授受式は生中継で放送される。
「…以上をもちまして、国家象徴授受式を終了いたします。」
これによって、雅は国家象徴となった。
「それでは、国家象徴、国家代表、大臣の退室となります。」
雅達は中央ホールから退室し、外へ出ると再び赤坂と富竹が雅を車に案内する。
「雅国家象徴、ご気分はいかがですか?」
赤坂は雅に質問する。
「かしこまらなくて大丈夫です。それよりも、緊張はしましたが、自分がこの国の象徴になったという自覚は既に芽生えています。」
「それはよかった。邸宅までの案内は再び私達で行います。ご安心して下さい。」
赤坂は運転手に指示を出して車を発進させる。
「赤坂さん、先ほどと道が違うようですが?」
「これは、説明が遅れてしまい申し訳ございません。本日より雅国家象徴には新邸宅にてお住まいになられることが決まっておりまして、既にチームディロードの皆様もそちらに待機しております。」
「そうでしたか。」
雅と赤坂が話していると、車はある屋敷に止まる。
「雅国家象徴、こちらへ。」
赤坂に案内され、雅は屋敷に入る。
「こちらが雅国家象徴の新邸宅になります。それでは、失礼いたします。」
赤坂は雅に一礼をすると屋敷を出て行く。
「ここが、僕の新しい家になるのか。」
雅は屋敷の中を歩き、扉の位置取りから広さが解る部屋に入る。するとそこには既に食事が並んでいた。
「お帰りなさい、雅国家象徴。」
圭一が出迎える。
「圭一、みんな。今までと同じ呼び方でいいよ。それより、この食事は?」
「津上さんや天道兄妹のお二人、翠屋に頼んで用意してもらったの。」
雅の質問にフェイトは答える。
「それにしても、どうしてこれだけ豪華に?」
「あら、忘れたのかしら雅?」
雅の質問に、梨花は質問で返す。そして、
「「「「「「雅、23歳の御誕生日、おめでとう!」」」」」」
チームディロードは隠していたクラッカーを鳴らす。
「…そうか、今日は僕の誕生日だったんだな。国家象徴授受式のことで頭がいっぱいだったよ。」
雅は笑い顔で言う。
「本当は各省庁の要人との立食会が入っていたけど、明日にずらしてもらったの。」
「立食会の日程を変更させるなんて、どうやってやったんだ?」
雅は疑問に思う。
「あら、お忘れですか雅さん?私達チームディロードにはそれを可能にする方がいらっしゃるではないかしら?」
「それって…」
「私達の世界を
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