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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 二幕 無限書庫
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とした人が来たから」
「な……! いや……え!?」
事情を聞けば、アコース査察官とクロノの元にそれぞれ連絡が行ったと、アコース査察官にはここの地図と、僕がここで殺されるという連絡。クロノの元には――
「……そうか。しばらく本局内部も混乱するね」
「いや、当然さ。元々時間を掛けて行くつもりだったが、証拠音声も取れたし、何より実行犯も捕まえられた。
クロノ君が本気で怒ったからね、これくらいは直ぐさ」
クロノいわく、僕の駒に手を出すとはいい度胸だとのこと。
駒って……もっとこう……何か……くそう。
「それにしても、先生を救ったお面の子……ね。まさか僕対策もしてるとは思わなかった」
「……匂いは辿れないだっけ?」
苦笑いを浮かべるアコース査察官。彼の持つレアスキル、
ウンエントリヒ・ヤークト
(
無限の猟犬
)
は彼に変わって探査、捜索を行えるという召喚型のスキル。
精製時に込められた魔力が尽きるその時まで、自立行動を行い続けることが可能で、セキュリティ・障害物を越えての建造物への侵入、コンピュータにアクセスしての情報収集を行えるという優れもの。
だけど……猟犬だけど、匂いまでは追えないというのが今回仇となった。
僕を助けてくれた女の子を追うことが出来なくなってしまった。当然ソーンも既に消えていた。一応両者共関係は有るんじゃないかという可能性も有るけれど……。
「……なるほど、日本系の訛り。先生が言うならそうなんだろう。一応その周りを調べてみるけどね」
「うん、お願いするよ」
「僕もお礼がいいたいからね。それに存外はやて達の側にいるかも知れない」
「……どうだろう」
ここに居ない皆を思い出す。この前のオークションで少しだけ話をしたけれど、もみ消された事実に皆苦しんでいた。
クロノもその件については、歯がゆそうにしてたっけ。当てつけみたいに面倒な依頼出してきたけど。
うーん……暗殺未遂があったってなのは達に言うかな……?
気がつけば時刻は夜中に。しばらくは大人しく、でも調査は進めなくちゃ。レリックの事について、もっと細かく。
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