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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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しれないけれど、響からしたら、私たちは信じていないと言われたような事だ。もちろんそんなつもりはない。でも実際そうなってしまった。
私はあの日の告白で響が悪い人……っていうのも変だな。スパイのような事をする人ではないと信じてる。
逆に私はその情報を提供してくれたアヤ三佐が怪しく見える。あまりにもピンポイントだったから、一応はやてには伏せて動いている。六課の隊舎を提供してくれて、色々サポートしてくれている方だもの。それを調べると言えば良い気はしない。
だけど、少し調べてただけど、変な感じだ。あまりにも何もない。アヤさんには
何もなさすぎる
(
・・・・・・・
)
。だけど、一つ気になる点が、アヤ三佐の旦那さんが亡くなった時から、突然上がり始めたし、上がるタイミングで、管理局員関連の事件が不自然に起きている。だから、もう少し調べてみよう。
車の中でその資料のデータを見た後、一つ深呼吸。よし。
今、私がいる場所は。ミッドから少し離れた場所、少し行った先にはザンクト・ヒルデ魔法学院がある、近くに車を停めて、車を出る。目の前に広がるのは小さな孤児院のような建物。
そう、響が住んでるっていう家に私は来ました。
だけど、一つ問題が、響の住所とお部屋の番号はもらったけれど、肝心の番号が建物に振られてないのと、アパートような建物なのに、各部屋の玄関に一つもインターホンが付いてない。201号室だというのはわかってるけれど、2階のお部屋の前に行ってもどこにも番号が振られてない。インターホンもない。どうしよう。一旦下に降りて響に連絡入れようかな? でも、そうしたら拒否されないかな? なんて考えてると、突然目の前の扉が空いて
「……何してるんですか? フェイトさん」
「ひゃい!」
部屋着っぽい和服を着た響がいた。私を見た後、ため息を吐いて。
「ここ、あんまり使わない出入り口なので、下に回って下さい。大きな扉があるので、あっちが玄関なので」
「う、うん」
そう言って扉を締めて、鍵をかける音が聞こえた。あんまりにも突然のことだったからびっくりした。そして、言われた場所へ行くと、たしかに外から明かりも見えるし、玄関のようにも見える。……緊張してたんだね、私。
「どうぞ、入って下さい」
「……お邪魔します」
いそいそと中へ入る。洋風な建物とは打って変わって部屋の中は座敷の匂い。なんというか、旅館のような匂いがした。
玄関で靴を脱いだ後、部屋へと入る。そのまま客間のようなお部屋に通してもらい机を挟んで座布団が二枚。机の上にはミカンと急須と湯呑みが置いてあった。奥の方へどうぞと言われて、奥の座布団に正座で座る。響も私が座ったのを見てから正座で座った。
そのまま湯呑みにお茶を注いでもらう。お茶の入った湯
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