暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
[9/16]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
あはは、と笑いながら言うけど、普段の皆を見てるせいかどうしても何か出来そうと思ってしまう。今度時間ある時お願いして見せてもらおう。最後に……
「俺は優夜の家の流派、槍術と震離の実家の剣術をベースに我流ですね。つってもまだまだ足元にも届かないですけど」
ほうほう、我流……なるほど……って。
「えっ、震離の家も剣術やってるの? あまり剣として戦ってる所は見ないけど」
「えぇ。ただ震離は基礎は知ってても剣術としては全然ですよ。それこそ護身用位です」
……納得は出来ないけど、何となく分かる。私自身も実家の剣術全然駄目だしね……ちょっとだけ、震離に親近感湧いちゃった。あれ? ということは。
「奏は何もしてないの?」
「奏は……あぁ、唯一響の母さんから直接指導受けてたなー、羨ましかったー」
「羨ましかったって、なんで?」
煌がいいなぁって呟きながら頬杖してる。でも、なんで?
「そのまんまですよ。どういうわけか、奏が二丁拳銃使うって分かってた様に、直接教えてたんですよ。俺らには体術しか教えてくれなかったのに」
「門外不出的なことじゃなくて?」
「そういう事なんですかね……? 一応オープンで教えてくれたんですけど。結局響の流派というか名前すらも分かってないですし、そもそもアイツもわからんって言ってるし。一番謎な流派です。体術以外にも暗器とかも使用してますしね」
謎って……でも、そうなると響と奏は同じ流派になるってことは、奏も接近戦ができるかな? 今度試してみよう。後は響だね。響が技を色々見せてくれたらありがたいけど……。今のままじゃ絶対に頼んでも断られるなぁ……。
なんとかしないと。
「さて、なのはさん。ここらで俺らは失礼しますねー。デバイスの件は、震離か奏に回したほうがいいですよ」
ガタガタと、椅子から立ち上がって食器トレイを片し始める。もうそんな時間だと思って片付けようと思ったら、時雨が私のトレイも集めて片してくれた。そして、そのまま事務の方面へ。
さて、今回の話せたことで色々情報が入ったのと、デバイス作成の目処が出来たこと。だけど、暫くは武装よりジャケットの作成を先行させよう。刀は響との問題が解決した時に改めて話し合って決めていこう。暫くは関係を元に戻さないと、話はそれからだ。
でも、響さ。あなたが思い出させてくれたんだよ。ちゃんと向き合って話し合うって、それが一番なんだって。
――sideフェイト――
今日で謹慎3日目。六課の中では気まずい雰囲気も、徐々に薄くなってきた。はやてもどうしようかと考えてるけど、きっと皆変わらず受け入れてくれると思う。
だけど、響自身、私達に壁を――いや、拒絶しているかもしれない。大げさかも
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ