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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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けどなぁ。隠しても仕方ないからハッキリ聞こうかな。

「い、一応聞くけど、響のデバイスを作るとして、刀に何かこだわりあったりする?」

 ふと思ったことを口に出したんだけど、その瞬間皆の食事の手が止まり、視線をずらしたり、口元に手を持っていったりして、考え込んだ。何か変なこと言ったかな?

「……有る無しでいうと、間違いなくあります。ただ」

 すっごい気まずそうに優夜が言う。ただ……なんだろう?

「だから、アイツの刀はアレでいいって流れになったかと。それに……まぁ、うん」

 そう優夜が言うと、煌が小さくそうだったって言いながら項垂れた。そんなに不味いことかな? だけど、よくよく考えるとたしかにこれは面倒な事になる。響のデバイス……正確にはバリアジャケットと一部の武装を内蔵したストレージデバイス。
 カスタムはされているけれど、別に大きなカスタムではない些細な物。だけどその機能で一番驚いたのが、響の武装には刀が無い。
 正確にはそれに近い武装はあるけど、刀と呼ばれるものはなかった。これには私もシャーリーも驚いた。どこに刀が入っているんだろうと調べた結果、バリアジャケットの一部として登録されていた。
 更に詳しく調べると、一応刀の形をしているけれど、機能としてはそのままバリアジャケットだった。

 一応ジャケット生成される時に使われる金属パーツを使って刀身が形作られてるけど、攻撃力はかなり低い。
 だけど、調べていてわかったのが、必要に応じて刀身をリアクターパージすれば自然と攻撃力も上がるし、何より、刀をバリアジャケットにすれば魔力保有量の低い響でも再生し何度でも刀を使える。
 紛失してもバリアジャケットだから消す事もできる。そして、一番不思議だったのが、響のジャケットで一番防御力があるのが()当たる部分だった。こればっかりはいくら考えてもわからない。

 多分何か理由があっての事なんだけど、体に纏い、守ってもらう物よりも、武装に比重を置いてるのはどうにも変だ。別にそういう人も割と居るけれど、響の様なタイプは初めて。でも、それはデバイスを作れば解決できるかもしれない問題だから一旦置いとく。

「そう言えば、優夜以外の皆は何か武道してたりするの?」

 空気を変えようと、露骨な話題変更、苦しいなぁと思うけれど、同時に気になってることでも有る。すると皆、顔を見合わせて、まずは紗雪が小さく手を上げて。

「皆何かやってたみたいですけど、私は特にー」

 あら、目論見が最初っから外れちゃった。それに気づいたのか、苦笑を浮かべちゃった、ごめんね紗雪。次に時雨が手を上げて。

「私は実家が弓道……と言うより、弓術の家系だったので、弓をしてました。と言っても本家からは遠いので術と呼ぶには遠すぎますけど」
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