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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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も、アイツがやったことですし、どうしようも出来ないですし。煌、醤油くれ」
「ほれ、で、間違ってんなら怒鳴り込みますけど、命令違反、越権行為と来たら、ザマーとしか思わないです。時雨、ティッシュ一枚頂戴」
「はい、どうぞー。珍しく響も熱くなったみたいですし、いいんじゃないですか? 紗雪、ちゃんと食べて。あと醤油は使う?」
「……んーん、いらない」
……あれ? 紗雪ってこんなにぽやっとしてたっけ……? もう少ししっかりしてたような……?
朝食セット和食A、ご飯に、お味噌汁。おかずには目玉焼きとウィンナー、サラダのセットと。日本出身の人に取っては馴染みの深いご飯だ。一つ隣のテーブルではスバルとエリオの山盛りパスタが見えるけど、今となってはもう慣れた……。
で、今日は珍しく事務組4人のご飯を食べてる。ヴィータちゃんは、はやてちゃん達と食べてて、奏と震離の2人は医務室に食事を持っていきながら、向こうで食べるみたい。そして、フェイトちゃんは朝から外回りともう一つ要件があって先に行った。
ううん、これは、あれかな。自分たちも疑われてる、そう考えてるからこういう態度なのかな? 響と違って拒絶じゃない分、付き合いやすいけど。これは……どことなく冷たい気がするのは、気のせいじゃないよね……でも、そうだよね。疑われてるって分かって普通にしていられるなんて、そうそう出来ないよね……。
「あ、そうだなのはさん。いつかのデバイスの件。一人分ならなんとか絞り出せそうですよ」
「え、本当!」
思わず伏せてた顔を上げて、煌の顔を見る。
「えぇ、だって、あれからシャーリーさんが、時間空く度にデバイスがー、だの。色々考えたかったのにー、だの。呪詛の様に言ってたので、なんとか予算を詰めて詰めて、なんとか一人分なら作れんじゃね? って位絞りました。褒めて下さい!」
イエーイと、両腕を上げて、ガッツポーズを取る煌を見て思わず小さく拍手を送る。多分ここにいる4人で本当に頑張ったんだろうな。でも、その割にシャーリーは変わりないように見えたけど……。
「ちなみにまだシャーリーさんには言ってないです。誰の分を作成するのかまだ決まってないでしょうし、とりあえずなのはさんに報告しとこうと」
「なるほど、皆は誰に必要だと思う?」
「「「さぁ?」」」
間髪入れずに、と言うより考える時間すら無かったと思うんだけど……。
コホン、咳払いを一つ。
「さぁ……って、何か理由ってある?」
「個人の戦力の底上げって言っても、六課は基本的に金銭面は結構カツカツなので、使わず置いておくのがベストかと」
煌が応えると、皆頷いた。
なるほど……個人的には、ここに居ない響用にデバイスを組む相談をしたかったんだ
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