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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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る。すると慌ててなのはがティアナの側へと駆け寄った。
そして、ティアナの独白を聞いた。こんなに思い詰めてたんだと、気がつくのが遅かった。だけど、今更なんて声を掛ければいいのか分からくて、ただ見てることしか出来なかった。すると突然。響が震離にデバイスを投げ渡したかと思ったら、代わりに行けといいだした。
何言ってんだこいつ、そんなの作戦の通りに動けって言おうと思ったらはっきり反論されて、止まった。確かに響をそばに置くのは疑っているから側にというのがあった。だけど、目立って縛ってたわけじゃない。警戒はしてるかもしれないが、まだ気づかれてないと思ってた。
だけど、そんな事分かってたと言わんばかりに納得しちまった。いや、させちまった。あたしにはそれを否定する材料はない、疑ってるわけじゃないって言えなかった。フェイトが何か言いたそうに響の側へ行ったけど、背を向けられた。早く行って下さいとまで言われた。
その後は、5人でヘリに乗り込んだけど、最悪な空気だった。でも不自然な程に、奏と震離は何時も通りにデバイスの確認と作戦の概要を確認してた。なのはも座ってる間、ずっと拳を握って俯いてた。その中でフェイトだけが小さな声で。
――違うんだ。響はそんなことしない、絶対にしないんだ
って、苦しそうに呟いてた。なんでそこまで信用してるのかは、あたしはわからない。だけど、それに答えるように、小さくなのはが頷いたのが見えた。そのまま現場へ着いて、ガジェットを墜とした後も、ヘリの空気は重苦しく。到着する直前にアルト達から、ロビーで皆集まってると聞いて、屋上へ着陸した瞬間、真っ先になのはが走っていった。それを追いかけて、ロビーに着いたときには、シグナムと響以外、全員俯いてた。
そして、静かにティアナの告白を聞く。経歴は知ってた。アイツの兄がなくなって、地上の奴らは無能だって叩いたって。だから、教えてもらった魔法で戦うんだって。ティアナの想いを聞いた。正直そこまでの思い入れがあったことに今更ながら気づいた事。
それが嫌になる。あたしはこいつらの事を上辺でしか判断してなかったんだって。
次になのはの告白が始まった。ティアナのことを、能力だけで、ティアナ自身を見てなかったって。あたしは、いや、はやてやフェイト、皆がよく知ってる。なのはがどんな思い出あいつらを鍛えよう、育てようとしてたかなんて。だけど、思ってるだけじゃ駄目なんだ。それをしっかり伝えないと、結局伝わらないし、危ない道へ送ってしまう。
やっと、なのはとティアナが分かり合えた、そう思ったときには既に響と奏、震離。後はシグナムがその場から居なくなってた。探しに行くかどうか悩んで、でも今後の事を考えて、そのままなのはの講習会参加して、FW全員の今後を簡単に説明してた。あ
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