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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第12話 話をしよう。全力で
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「怒るわけ無いやん。むしろ待ったを掛けてもらって感謝するくらいや」
『……模擬戦して私が勝ったら待ってって言った』
……一瞬間を置きまして。深呼吸してから。
「ら、ランク差考えーや! フェイトちゃん制限あるけど、それでもS+、2.5ランク落としてもAA!あっちはA−やよ!? しょ、勝負になるわけ……あ、だからか」
自分で言って納得。なんや、そういうことならフェイトちゃんも人が悪いなー。
『……や、その場の勢いで』
……ちょっとぉ!?
――sideなのは――
「……はやてちゃん?」
「ちゃうよちゃうよ! 異動要請や、私より上の……人事部からの直接の! 私やってフェイトちゃんから聞いて初めて知ったんよ」
……目の前で深くため息を吐いてるはやてちゃんを横目に、ズキズキと頭が痛くなってくる。
逆になるほどと納得できる自分もいて、嫌になってくる。
だから事務の子達は響関係の話はあまりしないで、奏達もどことなく距離を取っているんだと。響が居なくなる……いや、前向きに検討してるのを知ってたんだね。
「……それで明日の朝一番にフェイトちゃん対響っていうカードが組まれたんだね? しかも響が勝ったら異動っていうルールで」
「せや。多分フェイトちゃんが勝つと思うけど。実際の所危なげなく勝てそうなん?」
……うーん。
「分からない。フェイトちゃんも強い。だけど、響も底を見せてないもん。
それに観察しててよーく考えてたんだけど。響は現時点でA相当の動きは見せてないんだよ」
「へ? そうなん? ……ゴメンななのはちゃん。いまいちA-……というより、それ相応の動きっていうんが分からへん」
んー……そうだよねぇ。私達がランク取得した時よりも状況は変わってるし。
「具体的には、Aランクって、その気になれば単独で一小隊を制圧ないし、高々度高速飛行出来るか否かという問題なんだけど……正直響にそれが出来るかと言われれば……魔力的に難しいんだよね」
「へ? 出来るからそうなんちゃうん?」
「ううん。極端に言えば飛行だけなら出来るBランクの子たちは多いよ。でも、空間把握や、飛ぶために常時展開する各種安全装置に、それを維持するための魔力とかいろいろ必要なんだけど。
響の場合は、後者が出来てない。というより、出来ないんだ」
はやてちゃんの目が丸くなるのを見てちょっぴり苦笑。そのまま話を続行。
「……空間把握は凄いよ。でも、本来必要な安全装置に回す魔力リソースは無いし、身体強化の派生で空を飛んでる。
底を見せてないっていうのもあるけど……保有魔力量から察すると、私は出来ないって判断を下すよ」
響たちの育成計画を立てて
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