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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第11話 想い
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もの倍以上のスピードで食べ進めて。慌てて自分の食べた分を片付けて。
「ぜ、ぜ、ぜっちゃい、き、気にしにゃいでにぇ!?」
もう自分でもなに言ってるか分からない言葉を吐きながら、本気でその場から離れる。そして、思う。もう修復不可能かな……と。うぅ、泣きそうです。ちなみにその後、自室に戻って、ベット入って、布団をかぶって。ずっと左右に転がってました。
……そう言えば、流普通にご飯食べてたけど。お腹大丈夫なのかな?
――side響――
「……来ちまったよ、今日が」
「そうだね。そして私たちは見学。間違いがあったら言ってくれたら助かるって」
「マジかぁ……あの二人……ティアナとスバルの動き。奏はどう思う?」
「……本音を言うと、あの二人の動き。悪いとは思えない。でもあれは突撃じゃない、特攻だよね」
視線の先に、正確には木々の隙間から少しだけ観える二人の姿を観察する。じっくり見れば木があっても問題ない。普通に大体の動きがわかればいいしね。
「あぁ、そうだな。だけど今回のは模擬戦だ。どんな事言っても本質は変わらないよ」
「……うんでも、なのはさんは練習だって」
「あぁ」
でもさ、奏よ。
「……仇でも無いのに、毎回攻め方変えてくれてんのに……今、なのはさん
だけ
(
・・
)
を倒す練習したって意味がないのに」
「……うん」
「……そんなの、なんの意味がある? そうじゃないだろう」
「うん。でも、どうなんだろうね。難しいよ……」
本当そう思うよな。俺もそう思うし、思ってることは多分正解じゃない。でも多分間違いじゃない。それはなのはさんとて同じ。あの人の考えも正解じゃないかもしれない。でも間違いじゃない。だけど今回のティアナ達の動きは。正直いうと正しくとも間違いでもない。何れ仮想的じゃなくて、なのはさんとして戦う時も来るだろう。
でも、それはまだ早いことだ。だから。なのはさんが……いや、高町隊長がどうやってあの二人を叱るのかただそれだけが気になる。それは「隊長」として叱るのか、それとも「教導官」として叱るのか、ということを。
だから。
「何もなく普通に終わればいいんだけどなぁ」
「うん、そうだね」
朝日がどんどん登ってく、模擬戦まで後少しだ。
――――――――
心の中じゃ何処か信じていたかもしれない。「教導官」であるよりも「隊長」であるよりも、一人の「人」として、分かってあげているのかもしれないと。俺はこの時は本気でそう思ってしまった。
「少し、頭ひやそうか……」
隊長の指から走る光弾はティアナを撃ち抜き
「ティアー!! っバインド!?」
「今日の模擬戦は二人とも撃墜されて
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