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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第11話 想い
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ティアナのミスショットの原因の一端が分かってる以上、他に理由がないかを考えるが……くっそ、余計な事して房に入ってる場合じゃなかったクソが。
「で、どうすんだ。俺ら事務組はそっちの面々あまり知らないからお節介は出来ねぇぞ」
「……出来る限り修正できそうならしてみる。無理なら必要悪を建てる。というか立ち掛けてる」
空気に緊張が走る。シグナムさんに吐いた言葉はおそらく大体の人の耳に入っただろう。別にこれでいいんだが、タイミングが悪すぎる。
しかし、常々感じてた問題がこうして出てきたのもタイミングが悪い。スバル達と隊長達の見えなくて自覚出来ない壁が原因だ。
スバルは特に、なのはさんに憧れの感情が強いせいで、下手に突っ込んだ会話が出来ない。ティアナも、どこか距離を取って……いや、普通に上官である以上それが正しい。
その上、隊長達の付き合いは十年という長年の知り合いという名の厚い壁。結果的に派閥になってる。
完全に、全部が全部裏目った。
色々と思い出して、頭痛がしてくる。が、突然目の前にモニタが開いたと思ったと同時に警報が鳴り響く。空を見上げると既に暗くなっていて星が見えてて……正直面倒事は一度に来られると大変なんだけどなと思った時だった。
直後に屋上に集合ということで、俺と奏、震離はそこでそのまま待機だったんだけども。今の今まで。俺ら6人揃っていたせいで、煌達まだそこにいるんだよなぁ、存在を殺してるだけで。
で、ぼちぼち皆揃ったなぁと思った隊長達とスバル達が集まってきて、ティアナが起きてるところを見ると大丈夫と思ったが。どうも落ち込んでるみたいな表情で、少し心配……かと思ったらなんか睨まれてんだけどなんで?
「今回は空中戦だから私やフェイト隊長、ヴィータ副隊長。そして響と奏だけで行くからみんなは待機ね」
って全員揃ったのを確認してから、なのはさんがそう言う。またかよって思うよりも先に……ある程度折り合いを付けたか? まぁ、これで後はちゃんと二人で話しあえば……とりあえず今回は終わりそうだけど……絶対にないよなぁ。
そして、俺必要ないよね? 震離も出動は出来るって言われてるらしいし。なんで俺?
「今回ティアナは待機から外れておこうか」
この言葉を聞いた時、別の事が頭に浮かんだが、思ったとおりなら何の問題もない。
そう思って、ティアナを見て……しまったと後悔した。
「え、ちょ、響?」
ヘリの影に高町隊長を連れて行く。ヴィータさんがなんか言ってけど、そんなの後回しだ。それよりも、それよりもだ!
「何を言ったのかわかってるんですか、高町隊長……ッ! 上官にそこまでする義務はないと知っています。だが、あのティアナの状態で、それを言うか……ッ!? 役
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