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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第10話 信じる理由
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心あたりがあるはず」
「あぁ、あるな。マスクマンの移動技に、流に接近した術に俺も心あたりがある。ただ、な」
あぁ、そうだな煌。だけど皆まで言わなくていい。そう目で制す。分かってくれたのか頷いてくれた。本当こういう時は助かる。
「正直こんなことで皆を呼んだのは正直申し訳ないと思ってる。だけど、俺だけじゃ決められない」
「だが響?」
「どうした優夜?」
優夜の声に皆の視線が集まる。その顔はどこか冷たい。その意味は分かっているけど……。
「……正直可能性としてはかなり低いぜ。それでもか? それでもお前はその可能性を見出したのか?」
「あぁ、それでもだ。ちょうど背格好もアイツと同じくらいだ。それに」
うん、分かってるもしかするとアイツは全く違う奴かもしれない。背格好が似てるだけの奴かもしれない。
「だから、皆に聞きたい。こいつは「リュウキ・ハザマ」かもしれないと思ってるのは何人くらいいるか」
これが俺の質問の内容だ。
―――――――――
皆が帰った後、ホテル・アグスタから頂いた
ホテル側
(
・・・・
)
の警備図と、参加者リストと、監視カメラの映像を見合わせて。
「……はぁ?」
変な声が漏れた。
襲撃前に流がよくわからん第三者と接触、親しそうに会話していた事からおそらく親族になるのか? 会話まで聞こえないからわからん。目が覚めた時にそれとなく聞いてみるかな。
そして、こっち。その流と老婆の会話を離れた所から見てる震離……なんだけど、何だ? なんか一人で驚いたり、なんか過呼吸になったり……まるで誰かがそこに居るような……駄目だこっちもわからん。
で、地下駐車場の映像を見ると、俺の血が落ちてたという場所はカメラの死角だったらしく見えない。
しかし、結界が割れたその後に、明らかに居なかったはずの人物が駐車場からホテルへ上がり、そのまま外へ出ていくのが確認された。
しかもよく見なければ分からない、それもカメラの死角をつくように、なるべく映らないようにしているのは明らかに妙だが。
体のシルエットから、女性のようにも見える。キャスケット帽を後頭部までしっかり被ってるせいで髪の色は分からないし、色付きのメガネで目の色も分からない。
シルエットで分かるのは、執事服のような格好をしていたが、それ以上に……なんというか胸が出てて……うん。多分きっと、女性なんだろうな−と。
でも妙だ。いつ其処に降りたのか分からないし、ホテルの方に転移反応とかそういった類の反応は無かったはず。あったとすればなのはさん……いや、フェイトさんが動いたはず。それ以外にも護衛で、かの有名なアコース査察官も居ただろうから……誰か反応しただろう。
だからこの人は前日にはい
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