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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第10話 信じる理由
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の報告書を纏めながらメールの受信に気づく。二通入っていた。一つは前の部隊長――ティレットさんからの連絡、内容は近状に関して。向こうは俺達3人が抜けて大変だとの事。煌達4人が元気かの確認。
そして、もう一つを見て。心底嫌になった――
六課の状態を報告されたし
たった一言。だけど、すぐに返信用のメッセージを作成する。万が一六課の人間にバレても問題ないよう細工を仕込んで。
機動六課に上層部から情報操作あり。引き続き調査を続ける。
下手に隠しても仕方ない、おそらくこれくらいの事アイツも気づいてるだろう。メールをそれぞれ出し終えて、どっちのメールも削除する。
大きくため息を吐く。そして、思い返すはこの前の事。フェイトさんの告白について。おそらく内容について――人造魔導師の事については本当の事だろう。あんなになってまで、重いことを教えてくれたんだ。嘘だと断じる事は出来ない。それに仕事モードならともかく、素の状態で言ってくれたんだ。疑いたくないのが本音だ。
だからこそ、何故あのタイミングでそれを教えてくれたのかがわからない。人造魔導師の事だって言っちゃなんだが、告白しなくても良いはずだ。
詰まる所、何がいいたいかというと。どうしてフェイトさんはあのタイミングでその手札を切ったか? 何故切らなきゃいけなかったのか?
考えすぎ、かも知れない。疑われてる、かも知れない。だけど、おそらく後者の方だろう。だけど、何故疑われてるのか、それがわからん。だからこそフェイトさんとはやてさんで俺と一緒に仕事をするように手を回したのか?
いかん。頭が茹だって考えがまとまらん。今日は色々ありすぎたとは言え、ダメだネガティブな事しか考えつかん。だめだこりゃ。
報告書を纏め終えて、ため息が漏れた。さて、ちょっと流の様子を見に行くかね。
―――――――――
医務室の前まで来て、少し悩む。というか、向かい出した半ば辺りになんか気まずくなってきた。流に合うのは全然かまわないんだけど、医務室の主であるシャマル先生。
正直あの人は苦手な部類。おっとりとした人というか、完全に毒が無いっていうのか、そういう人は苦手。まぁ、俺自身真っ黒だから、苦手意識を持ってるんだろう多分。
コホン、と咳払いを一つ。いざ。
「失礼します」
ブザーを鳴らして応答を待つ……が、返事がない。もう一度鳴らしてみるが、返事がない。出直そうかな……とか思いつつ、扉の操作パネルを触る。開いた……。という事はシャマル先生はいらっしゃらない?
とりあえず、空いたわけだし、医務室の中へ入ると、シャマル先生の作業スペースは電気が消えてる。代わりにベッドの一つがカーテンで閉められている。
「あー……流? 入っても
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