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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第9話 ホテル・アグスタ
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グアーチ!)
(―――! ―――!!)
……マジかよ最悪。通信遮断というわけじゃないが、ジャマーでも装備しているのか?
奏はあちらに向けてるが、それ以前に副隊長達がそれを察して動き始めてると信じたい。せめて、俺の所じゃなくて……震離達の方へ向かっててくれることを願うか。
映像を残すために、サーチャーを展開しておいて。
「侍! どこだ、我と決闘しろぉ!!」
……こいつを無視してアイツラの元へ行くことも出来る。だが、そうした場合のこいつの動きが読めん。下手すりゃ……ティアナ達の元へ行くかもしれない。
アイツラが弱くないことは知ってる。だが、ガジェットと共にアンノウンを処理するとなると話は別だ。
ゆっくりと懐に入れてる苦無を一本取り出して。
――俺のやるべき事は。アイツの足止めだ!
現在地の反対方向の木目掛けて苦無を投げると金属音が響き、
「そこかぁ!」
空から急降下――否、魔力反応と共に掻き消え、苦無の投げられた場所へ現れた。が、当然俺はそこに居ない。
踏み込んで仮面の――マスクマンの右後方へ回り込み、左手の刀で袈裟斬りを放つ。
しかし、この一撃を読んでいたと言わんばかりに更に一歩踏み込み回避され、振り向き様に薙ぎ払うかのような一閃を右の逆手にもった刀で逸し、左手を振り上げるがこれも回避された。
ならば、と肩から突っ込み、弾き飛ばして距離を取って、
「ははははははは!! そうでなくては、そうこなくてはなぁ!!」
「……能書き垂れてんじゃねぇよ」
やり難い……クソが!
咄嗟に左の刀を侍に向かってまっすぐに投合。すると、マスクマンは懐に左腕を突っ込み、取り出したのは。
――拳銃かよ。めんどくせぇ!
真赤な拳銃の銃口を即座に向けて、放つと同時に刀が弾かれ下へと落ちた。弾いた鈍い音と共に、今度はマスクマンの方から間合いを詰めようと踏み込む。
右手に持った刀を構え、重い一撃を叩き込もうとまっすぐに斬り込まれる――よりも先に、空いた手に鞘を持ち替え、突き出しこれを迎撃。
不意をついたと思ったが、マスクマンは、銃で鞘を受け止め、これを防ぐ。しかし自身の加速故に重い威力となり、武士はふっ飛ばされた。いや、正確には自分から飛んだ。
たった数分。いや、これだけで分かる。
こいつ、上手い。あのまま突っ込んできてくれれば、そのまま重いダメージにもなった、だが、あの勢いを殺してでも後ろへ下がり尚且つ、あの体制から、空いてた俺の刀に銃弾を当てやがった。とっさの事で斬ることも出来ずにモロに受けた事もあって刃の部分が既に欠けている。
右の刀を構え直し、左手には鞘を刀のようの構えて腰を落とす。あちらも銃口
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