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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第8話 告白。そこから動くもの
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ないとな。
『よし、見つけた。これなら臭い所突けるんじゃないですか?』
そう言って響は二枚の書類をフェイトちゃんへ。少し眺めた後。フッと笑顔になった。なんや? 何見せたんや?
『これなら、大丈夫。けどよく見つけたねこれ』
『物覚えは良いもので。全く同じ日に同じものを入荷。識別コードも同じもの。ここまでは問題ないですが、わざわざ二分してる上に、入荷時間が朝と夜の同じ時間、他のやつには印が無いのに、その片方には印がある。片方は正式に取引したものだけど、もう片方は人には言えない取引の為でしょう。俄仕込みの下手な推理ですけど』
『ありがとう。これでここから進展出来るかもしれない。前進した』
グッと小さくガッツポーズを取るフェイトちゃん。うん、無自覚でこういうことするから、ファンが多いんよ? 実際絵になってるし、かわええもんね。証拠をデバイスで画像データに収めた後。帰り支度をしてる。フェイトちゃんは責任者の元へ、響はその前に纏めた書類を再び元あったように戻す。まぁ、片付ける理由も無いし、当然……? やね。
しっかし、面白い事が起きるかと思ったのに結局何も無かったなー。さっきのフラグが何なのかわからないだけやったなー。帰る準備が終わった後、フェイトちゃんの車に乗って、後は六課に帰ってくるだけや。車に乗って数分。相変わらず気まずそうな2人。すると。
『響。ちょっとだけ付き合ってくれる?』
『はい、構いませんよ。何か用事でも?』
お? フェイトちゃんが動いた。食い入る様に3人でモニターを見る。そして、車が向かう先は小さなパーキングエリア。車を降りて少し歩くと、ミッドが一望できる展望台へ。ふむふむこれはフェイトちゃん……
「脈アリ……かな。はやて
ちゃん
(
・・・
)
?」
そう。脈アリの可能性……って。
「「なのはちゃん(さん)?!」」
「お疲れ様です、なのはさん」
「にゃはは」
振り返るとそこには、管理局の白いm……いや、下手なことは思えへん。エース・オブ・エースのなのはちゃんがそこおった……終わった。
紗雪も気づいてたんやったら、教えてくれても良かったのになー。
「もう、はやてちゃん? 盗撮はいけないんだよ?」
「ぅぅ、いや、良かれと思ってな、ほら。色々と、な?」
我ながら苦しい言い訳。時雨達にはバレない……というか、変な動きをしないか監視する意図もあるにはあったんやけど、ぶっちゃけ色恋に発展しないかと期待してたというのが本音。なのはちゃんも本来の意図を知ってか知らずか、軽くため息を吐いた後。
「次はしちゃいけないよ?」
「うぅ、肝に銘じます……」
冷や汗を流しながら、魔王さまから……あかん。睨まれた。エースから許可を得て、監
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