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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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に気づいてたから。いやだって二度目だよ? 今度は何さ?
なんて考えてると、ドアの前を行ったり来たり、今まで散々人しばき倒しておいて未だにそれかー、悲しいわぁ。
何かを伝えたいのか、何を考えているのか正直な所、そこはわからない。大事な話だから悩んでるかもしれないし、この前と同じで実はそうでもないかもしれない、本当の所はどうかわからないけどね。
そんなことを考えていると、いつの間にかフェイトさんは居なくなっていた。なんというか、仕方ないというか、少しだけ疲れたなぁって。
――――
――side優夜――
――事務員とは部隊の運営に関する雑務をこなす役職の人間である。日々の部隊費の算出や部隊内の掃除や破損箇所の補修等々、前線で戦う隊員を影から支える黒子の様な存在である。
何処かで聞いたこの言葉を割と気に入っている。事務員なんて、と言われることは多い。特にここ、魔法世界においては事務員とかwwww なんて笑われることもままある。
実際、黙々とデスクに向かって一日が終わる。前線の人達は現場に出れば何かしら感謝の言葉だったりを受けてモチベを高められたりするが、事務員についてはそれはない。もちろん後方部隊というわけじゃないから派手さもない。だけど。
派手じゃなくても、地味であっても、笑われても。俺たちには役割がある。
そういう意味では、ここ機動六課は居心地が良い場所だと思う。確かに隊長陣、ロングアーチ、新人、追加組って感じで派閥はできてる。でも、それは仕方ない。だけど、派閥と言ってもどこもかしこも交友は全然出来てる。
強いて言えば、事務先輩組である、俺達4人のほうが中々交流出来てないくらいだ。いつだったか煌や時雨が言っていたが、FW陣から色々話を聞いてみたいと言ってた。別に深い意味はない。管理外世界――いや、日本出身だとわからないことがあったり、どんな事を考えて戦ったり、なんでこの道を選ぼうとしたのかとか、色々聞いてみたい。
まぁ、暇そうってわけじゃないけど、現時点じゃまだ平和そうだからいいんだ。だけど、FW陣にはもう少し加減を覚えてもらいたい。ここ最近ずっと出番が無かったというか、俺自体機動六課に居なかった。ここの所、とある保険会社に脚を運んで直に交渉をしていた。
なんでこんな事になっているかというと、響達が来る前。FW陣の初出動の際に破壊された山岳リニアレールの車両の件。その時破壊された車両、保険で払うことは出来ないなんて言ってきやがった。正直山岳リニアレールの車両なんて……普通に考えても高額で、とてもじゃないがどうこう出来ることじゃない。機動六課の資金から出すことを向こうは希望しているんだろうが、そんなことしたら借金部隊になってしまう。そんなことしたら新設で実績も無いこの部隊は
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