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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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由を知って冷や汗が流れおちるのがわかる。
「……教会から来るとしたら、下手すりゃ管理局に出資してるかも知れない大物で、その2社は管理局の車両やデバイスを制作してくれてる贔屓してる会社……なるほど。上層部糞だな」
「……あの、煌……君?」
……よし。
端末を叩いて、ある場所に繋げる。そろそろ付いてる頃だし、ドレス代を経費で落とすとなると、これしか残ってない。
「シャーリーさん、それ返品!」
『……えぇ!?』
「文句はこの人に!」
「え、私!?」
『え、ちょ、何が!?』
「では!」
即効で通信を切って、クーリングオフする手続きを取って、業者さんに持って帰らせる。だって、ドレス代の金額って、昼前に俺があいつらのデバイスの素材頼んだ金額と同じだって気づいたもんよ。
ちなみにあの後血相を変えたシャーリーさんが、突っ込んできて俺に文句言ったけど、事情を説明して無理やり納得させた。
うん、俺は悪くない。シャーリーさん泣いてたけど、それは仕方ない。
あの後、シャマル先生にシャーリーさんが詰めたらしい。
で、らしいって言うのは何故かというと。
「……フン」
「……悪かったって、だから機嫌直してくれって」
「……別に気にしてないし」
「……うぅ、本当にごめんって」
シャマル先生に寄られた時一瞬嬉しそうにしたように見えたらしく、それが原因で紗雪としばらく口を聞いてもらえなくなった。クソゥ、死ぬほど悲しい。
後々知った話だけど、なんかなのはさんがデバイスの件が無くなった経緯を聞いた時、もうカンカンに怒ったらしい。らしいっていうのは、なんというか訓練の質がいつもの倍以上きつかったから、何か機嫌悪いことでもあったんじゃないかっていう周りの話。
ちなみにシャーリーさんも、新しいデバイスの開発に気合入れた直後だったらしく、リイン曹長に慰められてたとのこと。FW陣にゃ悪いけど、間違いなくそれシャマル先生の件なんだよなぁ。
――side響――
なのはさんと別れてから、書類仕事をとっとと締めて休憩に入る。特に疲れたわけでもないけれど、なんとなく屋上へと向かう。
ドアを空けて、まず目に入ったのは青空が目に見えた。不思議―――ってほどじゃないけれど、六課の隊舎は海沿いにあるせいなのか、この前出張に行った海鳴を思い出す。
更に、世界は違えど見える空は似たようなもので、地球のように見えるこの場所を、割と気に入っている。
やっぱりここは良いリフレッシュが出来る場所だな――なんて、背伸びをする。うん、いい場所だよここは。うん。
俺の後をうちの分隊長が着けてこなければ。
ちなみに、扉は開けっ放しにした。理由は着いてきてること
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