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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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わらずウチを呼び出すということは経歴云々じゃなく、単になめられているのに。
まぁ、深く考え過ぎかもしれないけどな。もう一度手元に視線を落として、領収書を見る。
「そもそも何で俺に話すんですか、補佐官が会計でしょう?」
「グリフィス君が、優夜君か煌君に通してくださいって」
……はぁ? 思わず、視線を補佐官もといグリフィスさんに持ってく。こちらの視線に気づいたのか、俺にニッコリと笑みを見せてから、なんか涙がこぼれた。
うん、了解。大体分かった。だって、見渡すかぎり、事務室全員の視線が俺に向いてるもん。わかったよ、大体話し聞いてから検討するよ……更に頭痛くなってきた。
「で、何でまたこんなもん買ったんですか」
しょうもない理由ならそれで跳ねればいいんだ。うう、と呻くシャマルさん、うん設定年齢自称20前半に見えねえ。だけど、今の俺にはなんとも思わんがな! 大体色仕掛けでどうにかしようとか思ってる時点で駄目なんだよ。
「実は、はやてちゃんから要請があって」
「……うん? 今度の警備にドレスが欲しいって?」
「はい!!」
「あっはっはっはっは、なるほど。それは必要ですね……なんて言うかぁああああ!!」
思わず咆哮、それに対してキャーって乗ってきたシャマル先生。なんかもう、いろいろ疲れてきたな。それよりも気になる点が一つ。領収書を見て頭を抱える。と言うか頭が痛い。痛すぎて涙が出そう。
落とせなくは無くはないけど、ぶっちゃけそれしたら……間違いなく良い印象は持たれなくなるんだよなぁ。
いや、まて。この部隊で睨まれてるだろうと自覚してるはやてさんが?
「……他に何か伺ってます? これこれこうだから必要だって」
キョトンとして、考え込むシャマル先生を横目に、ホテル・アグスタで行われるオークションの参加者リストを参照する。が、データ上は特に問題はない。強いて言えば鑑定士の人が欠席、代わりの代理人がまだ不明という事と……。
いやこれは……無限書庫の司書長が代理で出席。
これは要るなというのが分かって頭痛が更に酷くなる。
改めて領収書の紙を見て、自然とデカイため息が漏れる。領収書の金額は結構な額に達していたけど、なんかこの金額どっかで見たんだよな、それもついさっき。はて、どこで見たんだっけか? あ、アイツラのデバイスの材料費と重なってんだ。
デバイスは落としやすいんだよね。新しいシステムを組み込むためのテストも兼ねてるって言えば大体通るし。
「あ、思い出したわ。確か教会から人が来るからって、後は……カレドヴルフ・テクニクスや、ヴァンデイン・コーポレーションからも来るって」
……マジか。
その意味と、わざわざうちの隊長陣を出すということの理
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