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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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て。出来ないことは出来ません」
さらに近づかれるけど、俺は動じない。並の人なら動じるんだろうけど俺は問題ない。
だけど、そんなことはお構いなしと言わんばかりに、シャマル先生は空いた手から一枚の紙をそっと差し出されるが、書いてる内容、金額を見て眉間に皺が寄るのがわかる。
「経費で落して、今月ピンチなの!」
「知りませんよ!」
階級なんて、もう気にしない、だってさぁ!? これだぜもう!?
「えー、だってだってお仕事で使うんですよ〜」
「だってだってで、何処の世界に警備でドレス代払う組織があんですか!!」
そりゃさぁ、それを……警護を本職としてる人達ならば、仕方ないよ必要なんだろうけども。でも、俺らの場合……いや、うちみたいな部隊の場合話は違う。うちの場合は警備で、要するに見せ札だ。だから、敵に警備してますよって見せつける程度しかできない。
「オークション会場なのよ、こう、スーツにドレスで、優雅に入る所なんだから」
「……知りませんよ、大体階級とかボロボロ付いてるうちの隊長陣の制服のほうがハッタリには向いてると思いますよ? しかも執務官の黒服に、教導隊の白服。これ以上何を求めるんですか?」
大体なんで三着も買うんだよ、内部から怪盗でもでるってんなら、話は別だけども。意味がわからなすぎて頭が痛くなってくる。
「はやてちゃん達はこういう時に役に立つのよ?」
「うわ、それダメなやつ」
「そんなことないわよ? はやてちゃん達強いんだから」
「あくまでそれは戦闘で、という意味ででしょう? あの人達の実力は折り紙つきですけれど、今回は警備。もっと言えば戦闘よりも隊長陣の顔という点で今回声がかかったんでしょうが」
包囲網の構築、経路の先読み、それに合わせた人員配置に、不意に備える予備人員の待機とかさ。うちの部隊とはいろいろ相性悪いだろうよ? 響達が居るとは言え、カバーできる範囲も限られてんのに。
「うぅ、それに私達も行くんだから大丈夫よ。せっかく綺麗な三人なんだから」
「綺麗も何も。それでドレス買って抑止力になると思いですか? ただでさえこの部隊色々不味いところがあるのに、自分から見せびらかしてどうするんですか?
……極端に言えば他の部隊からこう思われますよ。あそこの新設部隊はトライアングルエースが居るからお金がもらえるんだって」
そこまで言って、ようやく申し訳なさそうに肩を落とすシャマル先生。別にこの部隊が設立何年とかならいいと思う。だけど、まだ新設な上、オークション警備に古代遺物管理部機動六課を呼び出したってことの意味を考えてほしい。確かにその名の通りロストロギアをメインに取り扱うとは言え。ホテル・アグスタの地域を管轄としてる部隊が居るにも関
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