暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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これで、仕事に戻りますね」
「うん、今回はありがとね」
「いえ、それでは」
一礼してから、駆け足で隊舎の方へ走っていく。それを見送りながら、
「しかし惜しいな。あれほどの腕を持っているのにそれを生かせないなんて」
「そうですね、腕はトップクラス。しかも正統派。間違いなく生粋の流派の元で学んでいたんだなと。現場にも出れないのは勿体無いです」
「だが、やつも言ったとおり」
「訓練は手伝えると」
シグナムさんと二人でニヤリと笑いが溢れる。何よりも優夜の出現は間違いなくプラスになる。特にエリオに関して。
実際シグナムとの打ち合いの時点で、驚愕以上に憧れと言った感情が現れていたのは誰の目でも明らかだった。うん、そうだよね。同じ槍使い。目の前であんなことされたら素直に憧れちゃうよ。しかもシグナムさんと正面から打ち合えるなんて中々いないし。さぁ。
「皆! 火はついたよね。ティアナ達はシグナム副隊長から一撃取ってみようか!」
さぁっと、ティアナ達が青くなるのを見て、ちょっぴり苦笑。響達もそれを見て笑ってる。けど。
「その後は響達だよ、私とシグナム副隊長と模擬戦やってみようか!」
そう言って、シグナムさんも微笑む。常々言ってましたし、響と戦いたいと。さぁ、今日はとことんいこうか!
「一対一を!」
「まだ駄目です!」
……シグナムさんったらもう……。
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