暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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様子のシグナムさんは

「紫電一閃も防いで見せたじゃないか。それ以前の打ち合いも」

「最後のあれは受け流したんです。まともに受けたら俺が2つに別れました。打ち合いに関しては、打点ずらしただけですよ」

 何事も無いように言っているけど、冷静に考えれば凄まじい技術だ。身体強化も何もしてないのに、シグナムさんの攻撃をずらしただけとは。口で言うのは簡単だけれど、それを普通にやってのけたことに驚く。

「それに、シグナムさんの間合い、踏み込みは初手の二打で把握できたから上手くできたんですよ。完全初見ならもっと早く負けてました。一撃一撃が重いんでずらして逸して、迎撃だけしか出来ませんでしたし」

 それを聞いて私もシグナムさんも絶句。たったの二打で間合いを図るということ。これって相当すごい技術だよ? まぁ、とにかく。

「お二人ともお疲れ様。ものすごい戦いだったね。見ているこっちもわくわくしちゃったよ」

 二人の戦いに素直に賞賛言葉を送る。スバル達四人はまだ驚きっぱなし。まぁ、ムリもないよね。これで事務員だって言うんだもん。私もちょっとショック。

「シグナムさんどうでした。優夜の戦いは?」

 レヴァンテインを鞘に収めようとしているシグナムさんへ声をかける。

「武装教官のほうが的確な分析ができるだろう。そちらから見た感じはどうだった」

 むむ、戦技教導官としての頑張ってみよう。

「私の意見を言わせてもらうと、カウンター型の更に手数型。シグナムさんが攻撃している時は徹底的にそれを捌き、紙一重でズラしてそれを逸し、攻撃のスキを狙い、一気に攻撃するというやり方です。シグナムさんの攻撃を最短でずらし続けるのは正直驚きました。さらに、最後の攻防もあえて前に進み、隙を作り出そうとしていたのはかなりやりにくかったかなと思います」

 FWの皆がこの評価に驚いてる。この評価にシグナムさんも深く頷いてくれる。けど。響達3人は微妙に違うらしく苦笑を浮かべてる。優夜に関してはなんか申し訳なさそうにしてる。なんだろ。

「優夜の実力を知ったシグナムさんにちょっと報告を。そいつまだ全力ってわけじゃないですよ」

「何?!」「え?!」

 響の言葉に驚く。いやだって、あれで全力じゃないって。

「正確には魔力を使われた試合ならあれが限界値。ただ、魔力使用しない試合ならば優夜の手数は単純に二倍あります。優夜は二槍流なんですよ」

「あはは」

 気恥ずかしそうに苦笑いを浮かべる優夜と、ケラケラ笑う響を見て、これまた絶句。

「……すさまじいな。有栖。二本に増えてた場合だと私に勝てたか?」

「や、無理でしょう。というか、魔力が入りだした辺りから多分一本に戻して戦闘します。断言できる」

 これを聞い
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