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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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即終了。みんな露頭に迷うかもね。

 ……冗談ですよ、もちろん。

 この世界、まっとうな仕事をしている所ももちろんある。だけど、どんな会社でも叩けば少しなりともホコリは出るし、ホコリの種類によっては色々と不味い展開になり得ることもある。
 本来ならば、ロングアーチか、隊長の誰かが言って交渉しなきゃいけないが、生憎うちの部隊って、見た目以上に忙しいんですよね。そういうこともあって、俺が単騎で出向くことに。もちろんグリフィスさんから許可を得た。時雨も着いてこようとしてたけど、別に問題ないしと思って連れてこなかった。
 結果的に居たほうが早くすんだのかもしれないけれど。さて、とある筋から色々情報を収集、すると出るわ出るわ、不正だったり、ギリギリだったりする情報が。それを交渉の場に手札として用意。はじめは渋ってたけれど、情報の展開と、ここに情報がある意味を考えさせてアドを取る。
 そうこうしてたら軽く3日掛かった。かなり粘られた。まぁ、車両にレールの補修、レリックを運んでた事実とかで大変なんだろうなぁ。知・ら・ん・け・ど!

「なんて思ってたら、やっと戻ったーぁ……はぁ」

 気がつけば六課の隊舎前。問題は解決したと連絡入れた時点で、本日は休んで良い。なんて言われたけれど、自然と……というか、俺のデスクの上に仕事が溜まってないか心配になってつい戻ってきた。
 なんか3日前にドレスを買うために一悶着有りましたとか言われりゃそりゃ帰るよ……何があったんだよ。
 我ながら思う。大人しく家に帰りゃー良い物。それに一人で帰ってもつまらん。何より朝だし。面白くもねぇし。さぁて、暇つぶしに仕事でもやるかね。
 
 なんて考えたら、海沿いから轟音が鳴り響いた。

 突然の音に柄にもなく体がビクリと反応してしまい、誰かに見られてないかと周囲を見渡す。誰も見てなくて一安心。さて、この時間帯は――あぁ、そういうことか。
 ふむ、少し悩む。仕事があると後々面倒。だけど、流石に居ないやつに仕事を回すとは思えないし、正直面倒。それこそ暇つぶしって思う程度に今暇。かと言って向こうにとって見ず知らず……ではないけど、事務員の俺が行っていいものか。よし、決めた。迷うってことは興味があるってことだ。様子見て響達にちょっかいだそう。
 そうと決めたら善は急げ。さぁ、行こう。

 ―――――――――

 海上訓練施設まで移動した後。暫く様子を伺う。響達が来るまでしっかり見たこと無いけど、思ってたよりレベルが高くて驚いた。六課来るまで戦闘したことも無いちびっ子二人の動きも中々出来てるし、一番前を走るナカジマさんのスピードも中々、あれで破壊力もあるんだよな。そして、その三人に指示を出すランスターさんの指示も中々的確。唯一惜しいなぁと思うのはもう少し一歩下がる程
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