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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第7話 皆の評価と、事務員達
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居合術を使う子がいるくらいだ。居ても不思議じゃない。
第二に銃術。射撃、砲撃をうまい具合に使いこなしている。収束砲の練度も中々。だけど、戦闘スタイルを見ていると、接近戦では突き出すように、それこそ槍の様に使っている。
長い砲身を使った良い活用方法だけれど、接近戦に特化し過ぎている点だ。見覚えがあるとしたら、前に聖王教会の騎士が槍術を使っていた気がする。ただ、あくまで戦闘じゃなく演舞でやっていたということを除けば。
そして、何よりも……銃技と剣技を同時に使った戦闘はどうにも噛み合ってないようにも見える。
どうも練度の割に歳が釣り合ってない。疑い過ぎ……かも知れないが、あの子の持っている技術を見ると疑問が残る。英才教育を受けました。と言われれば納得できなくもないが。
その割に非武装時の左右の偏り無いとか、地味に遠距離戦苦手だよねとかいろいろ思うところはあるけどなぁ。
「――。――」
何にせよ、本気の流の動きを見てみたいもんだ。14歳であの実力って何をどう考えても凄いもんな。DSAAで優勝狙えそうなもんだけど、管理局の仕事していると日程が噛み合わなくて出づらいというのと、負けたときのガッカリ感が凄まじい。
過去に武装隊の奴が何人か出場したらしいけど、結果はベスト8とかで止まったらしい。酷い時は優勝候補と当たって一回戦負け、そして観客から言われるのが、こんなのが武装隊なんてって言われたらしいし。そのせいか知らないけれど、本局も地上も本当に腕に自身あるやつしか出ちゃいけないって空気が出来た。まぁ当然っちゃ当然だよな。
「――き。響!」
「え、あ、はい!?」
いきなり大声で名前を呼ばれて慌てて立ち上がるも思わず声が裏返った。他に仕事をしていた面子から小さく笑い声が聞こえてきて、恥ずかしくなる。気がつくと俺の隣になのはさんが立っていて、俺の仕事ぶりを見ていた。
「もー、声が聞こえないくらい集中していたんだね」
「……申し訳ないです。それで何かありましたでしょうか?」
クスクスと笑うなのはさんを見て、更に恥ずかしくなる。隣に立っていることに気づかないくらい集中してたなんて。なんか遠くで、ニヤニヤ笑ってる奴が居るけど、それは置いておこう。後でしばくし。
――sideなのは――
無表情で資料を片せながら、偶に眉をひそめたかと思ったら、心配事が晴れたようにため息を吐いたり。少しの間隣で見ていたけれどコロコロと表情が変わって面白かった。
本題を切り出そうと声を掛けるけど、全く聞こえてない。イヤホンとかしているわけではないから、単純に集中しているだけみたい。もう一度声をかけようと思って顔を近づけると、響のデスクの脇にここ最近の皆の訓練の映像が流れてた。流のシーンでもう一度深い
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