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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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かりました……」
とりあえずキャロに釘は打っておく。だってねぇ、別に俺はロリの人じゃないから問題ないけど、そうしないとエリオが倒れる。
……今の流を見たらエリオワンチャン倒れるんじゃ……や、考え過ぎか。
いいやもう。久しぶりの風呂だもんよ、ゆっくり浸かりてぇよ。
「エリオ、痛かったら言えよ? そしてキャロ、力一杯やっていいから」
「うん。うんしょ、うんしょ」
うんさすがに凄く上手いとかそう言うのは全く無いけど、声でわかる。凄く機嫌がいいなって。
そのせいか、何時もみたいに丁寧語が混じってない。
「響さんの髪の毛って凄く綺麗で、羨ましいなって」
「ん、あぁ、これは母さん譲りなんだよ。それよりもキャロ?」
「はいっ?」
「要所要所で敬語は必要だけど、今みたいにキャロも普通にしてくれたら俺は嬉しい。もちろんこれはエリオも同じだ。あまり気をはらなくても良いところじゃもう少し気楽に接してくれ。何なら好きに呼んでくれても構わんし」
「……えと、じゃあ……お兄ちゃん?」
ん、一気にランク上がったなぁー。普通に名前の方がいいと思うんだが……まぁいいか。
「ん、それでいいよ、エリオは痒いところはあるか?」
「ううん、平気。えと、その、僕も呼んでいい?」
「ん、いいよ」
うん、二人の顔は俺の位置だと見えないけれど、二人揃って凄く機嫌が良くなったのは凄く分かる。
キャロなんて、鼻歌交じりだし。だけど、アレだ。エリオの背中を洗ってて、キャロが背中を洗ってくれてよく分かる。
……俺たちもそうだったはずだけど、こうして俺より小さい子が前に出てることが正直怖い。それはスバルやティアナにだって言えることだ。実力があるからここに居るのもわかるけど……難しいところだな。
「……お兄ちゃん? どうしたの?」
「ん、何でもない。さて、キャロとエリオ交代。エリオ頼むよ?」
「分かった」「うんっ」
今度は入れ替わって、キャロの背中を洗う。うん、やっぱりキャロもまだ小さいし、男女の差がそれほど出てない。さすがに女性特有の柔らかさがあるけど。それでも小さいな。
よっしゃ。こんだけ洗えばもういいだろう!
「さて、体も洗ったし、風呂に行くぞー」
持参したヘアバンドを頭に装備して、髪が湯船に浸からぬように注意してから、半身浴の隣の普通の風呂に入る。うん、いい湯だね!
うん、キャロも気持いいみたいで、風呂を楽しんでるけど、エリオよいい加減慣れろよ。仕方ない。一つネタでも教えるか。
「エリオ、キャロ? 見てみ、タオルの真ん中を持ち上げながら外縁を沈めると空気の山ができるんだ。
このタオルに包まれた空気の固まりを水中で握りつぶすのがおもしろい
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