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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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意書きの方にも書いてあったよ?」

「あ、いやっ、その……」

 うん、キャロの言うとおりだ。
 もうここまで来てんだ、別に追い返すわけにもいかないし。一緒に入るか。
 しかし懐かしいなぁ。俺の知り合いの今女子湯に居る金髪ショートの女子は11まで人の家の風呂に「俺が」居るときに突撃かまして、髪洗わせてーだの、背中洗ってーだの、言って来てるから別に耐性なんぞとうの昔についてるんだよなぁ。……思い出すと悲しくなってきた。

「仕方ない、ほれ二人とも行くぞー」

「はいっ」

「ええ!? 響さん!?」

「エリオー、もうここまでキャロは来たんだから、もう腹くくって一緒に行くぞー」

 ニコニコのキャロとは対象的に、顔を真っ赤にして頭を抱えるエリオはしばらく唸ってから。

「ぅぅ、わかった」

 やっとこさ観念したらしく。ガクリと肩を落としてる。なんだろうかこのコンビは、なんか片方は自然ガールでもう片方は都会ボーイじゃーん。
 まぁ、そのうち慣れるだろう。つーかほぼ服脱いでるからさっさと風呂行きたいしね。寒いし。さて、二人を連れて、いざ風呂場へ。

「うわぁ〜……すごい、きれいですね、ここのお風呂」

「う、うん……そうだね……」

 へぇ、健康ランドみたいなもんだと軽く舐めてたが予想以上に良い設備じゃん。ただ、天井を見ると、多分女湯とつながってるだろうな。まぁ、完全に独立してるわけ無いしよくある話だ。

「はいっ!」

「はい、どうしたキャロ?」

 元気よく手を上げるキャロに、発言の許可を出す。

「皆で背中流しっこしたりしましょうよ」

「うん、元気よく片手あげるのは構わんが。タオルがずれるから気をつけなさい」

「はいっ」

 うん、テンション高いし、ご機嫌だねぇ。まぁこう言うことあんまりやったこと無さそうだし。別にいいか。付き合うのも悪くはない。

「あぁ、いいぞ。流しっこしようか」

「え、響さん!?」

「まぁ、諦めろー、こういう機会はほぼ無いんだ、楽しんだもん勝ちだよ。あ」

 これから二人を座らせて体を洗わせようとした時にふと気づく。あいつは……あ、半身浴の所にいた。へぇ、その隣は普通の風呂か。ていうか流、お前翆屋にいた時以上に女の子っぽいな。まぁそれはいいや。

「流ーお前はどうするー?」

「……自分はもう洗いましたので、遠慮しておきます」

 うん、だろうな。浴槽の前の桶にタオルとか、石けんとか入ってるからもう終わってるんだろうなと思ったよ。と言うか翠屋で先に入ってたか。

「あいよ、わかった、さて、三人でやるとして順番はエリオ、俺、キャロの順な? キャロは湯船以外じゃタオルとっちゃいかんぞ?」

「はいっ」

「うぅ、分
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