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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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かわいそうになってきたし、助けるか。
「エリオもこう言っていることですし、せっかくですから、俺もエリオとお話をしたいですからココは男女別に入りましょう。
それに中には傷心気味の人も居るし、一人でも多いほうが良いんですよ」
パッと表情が明るくなるエリオに対して、フェイトさんとキャロは不満そうに。そして、一人申し訳なさそうに両手を合わせてるなのはさんとバッチリ視線が合う。
やっぱりなのはさんも、流の事気にしてたことにちょっと安心。
「エリオ、行くぞ」
「え、あ、う、うん」
エリオを引き連れつつ、もう一度男湯ののれんを潜る。
「あ、あったぁ〜」
不意に、そんな声が聞こえてがコチラには関係ないだろうとスルーして。中にはいってまず最初に思ったことは。
「……人居ねぇ」
「え、響さんどうしたんですか?」
「ん、何でもないさ、それよかロッカーの使い方は分かるか?」
「えと……100円を入れて、鍵が取れるから……これでいいの?」
「そそ。後は荷物を入れておくこと、取られることは無いだろうし、大丈夫だろ。さて、行くか……って、どうしたエリオ、ボケッとして?」
「いえ、少し考え事をしてたんです」
ふぅん、表情から察するに、ちょっと何かが苦手なことか? まぁ、いいか。ちょっとちょっかい出せば、なんとかなるな。
「……考え事って、女湯の事か?」
「え、な、違います!」
あっはっはっは、真っ赤になって否定してるけど。それは裏をかえせば行きたかったって捉えられるんだけど。今回は流すか。さて、流は既に行ってるし。俺たちも行こうか。しっかし、ある意味久しぶりの風呂だ。最近はずっとシャワーだったし。さっさと服をたたんで。それから。
「ありがとうございますっ」
お風呂の出入り口から、明るい声が聞こえた。聞こえた瞬間ちょっとだけ苦笑。
そういうことだったかって。
「……えっ?」
エリオも気づいたらしく、振り返って。
「あはっ。エリオくんっ」
長めのタオルを纏ったキャロがそこにいた。
「キャ、キャキャキャキャキャロ。キャロッ!」
「?」
「ふ、ふふっ服、服っ!」
「うん。女性用更衣室の方で脱いできたよ? エヘッ。だからほら。タオルを……」
「見せなくて良いから〜〜っっっっっっ!!!!」
「……あ……えへへ。ごめん」
うん、何の恥じらいもないかもしれないキャロと、耳まで真っ赤にしてるエリオ。すげぇな、天然かなとは思ってたけど、この場合は単純に一緒に入りたかっただけかな?
「あのっ! っていうかっ! こっち男性用っ!」
「女の子も11歳以下は男性用の方に入って良いんだって。注
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