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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第5話 出張任務 前編
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インさんがそう言うと、FW組が口をそろえた。
だけど、ごめん少し間違えてたわ、幻術とか変身魔法とかを使うもんだと思ってたけど、そういえばリインさんってデバイスでしたね。うん、忘れてた。
「っと。一応、このくらいのサイズにもなれるですよっ?」
「デカッ!」
「いや、それでもまだちっちゃいけど〜」
本当にこの部隊って緩いよな。侮辱されたって激昂する上官とかまま居るのに。穏やかな機動六課だからなんだろうけどね。
「リインさん、普通の女の子のサイズですね」
「向こうの世界には、リインサイズの人間も、フワフワ飛んでる人間もいねぇからなぁ」
ケラケラと笑いながらヴィータさんが言うけど……まぁ地球には居ないよなぁ。
「あの……一応ミッドにもいないとは思います」
「……はい」
「スバルにティアナ、多分どころか、普通に居ないよ、新しい世界が見つかる以外は」
思わず奏が突っ込んだ。だって居ないだろうしそんな人は。
けど、リインさんくらい小さいと飯代浮くんだろうな……。
「ふ〜ん。だいたい、エリオやキャロと同じくらいですかね?」
「ですね」
「リィンさん、かわいいです」
「えへへ」
うん、どこからどう見ても子どもに見えますよー。ん、そういや、俺の隣りに座ってる流は……あ、死んでる。多分起きてるんだろうけど、静かに目を閉じてるだけかも知れないが。
「リィン曹長。そのサイズでいた方が、便利じゃないんですか?」
「こっちの姿は、燃費と魔力効率があんまり良くないんですよ〜っ。コンパクトサイズで飛んでいる方が楽チンなんですっ!」
「なるほど〜」
リインさんの話を聞いて、また納得する。というか本当にデバイスっぽくないよなー。
ま、確かにサイズが小さければ小さいほど消費魔力は小さいだろう。だから常時飛んでいられるんだろうしな。
……考えすぎかな? スパイをしろって言われたから、少し思い込んでいたのかもしれんな俺は。
も少し、気楽に行くかね。
―――
皆で集団転送ポートの乗り、目的地へと転送される。
ちなみに、はやてさんとリインさんと、六課で留守番しているザフィーラさんを除いたヴォルケンズは途中で降りた、別枠の協力者の元へ挨拶に行くんだと。
で、久しぶりに帰ってきた地球なんだけど。
「……本当に地球か?」
なんか、なんか、なんか知らんけど俺の第六感がスゲェ警告音鳴らしてるんだけど、なんというか間違いなく強い何かがいらっしゃる。
「響さん? どうしたの?」
いや、エリオよ、なんか感じ無いか? 何か行ったら死ぬ気がするって?
はやてさんは……っく、先に降りたんだった。フェイトさんは…
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