暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第5話 出張任務 前編
[3/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
インさんがそう言うと、FW組が口をそろえた。
 だけど、ごめん少し間違えてたわ、幻術とか変身魔法とかを使うもんだと思ってたけど、そういえばリインさんってデバイスでしたね。うん、忘れてた。

「っと。一応、このくらいのサイズにもなれるですよっ?」

「デカッ!」

「いや、それでもまだちっちゃいけど〜」

 本当にこの部隊って緩いよな。侮辱されたって激昂する上官とかまま居るのに。穏やかな機動六課だからなんだろうけどね。

「リインさん、普通の女の子のサイズですね」

「向こうの世界には、リインサイズの人間も、フワフワ飛んでる人間もいねぇからなぁ」

 ケラケラと笑いながらヴィータさんが言うけど……まぁ地球には居ないよなぁ。

「あの……一応ミッドにもいないとは思います」

「……はい」

「スバルにティアナ、多分どころか、普通に居ないよ、新しい世界が見つかる以外は」

 思わず奏が突っ込んだ。だって居ないだろうしそんな人は。
 けど、リインさんくらい小さいと飯代浮くんだろうな……。

「ふ〜ん。だいたい、エリオやキャロと同じくらいですかね?」

「ですね」

「リィンさん、かわいいです」

「えへへ」

 うん、どこからどう見ても子どもに見えますよー。ん、そういや、俺の隣りに座ってる流は……あ、死んでる。多分起きてるんだろうけど、静かに目を閉じてるだけかも知れないが。
 
「リィン曹長。そのサイズでいた方が、便利じゃないんですか?」

「こっちの姿は、燃費と魔力効率があんまり良くないんですよ〜っ。コンパクトサイズで飛んでいる方が楽チンなんですっ!」

「なるほど〜」

 リインさんの話を聞いて、また納得する。というか本当にデバイスっぽくないよなー。
 ま、確かにサイズが小さければ小さいほど消費魔力は小さいだろう。だから常時飛んでいられるんだろうしな。

 ……考えすぎかな? スパイをしろって言われたから、少し思い込んでいたのかもしれんな俺は。
 
 も少し、気楽に行くかね。

―――



 皆で集団転送ポートの乗り、目的地へと転送される。
ちなみに、はやてさんとリインさんと、六課で留守番しているザフィーラさんを除いたヴォルケンズは途中で降りた、別枠の協力者の元へ挨拶に行くんだと。
 で、久しぶりに帰ってきた地球なんだけど。

「……本当に地球か?」

 なんか、なんか、なんか知らんけど俺の第六感がスゲェ警告音鳴らしてるんだけど、なんというか間違いなく強い何かがいらっしゃる。

「響さん? どうしたの?」

 いや、エリオよ、なんか感じ無いか? 何か行ったら死ぬ気がするって?
はやてさんは……っく、先に降りたんだった。フェイトさんは…
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ