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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第5話 出張任務 前編
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バルとティアナを連れてお店の外に、そして最後まで残っていた奏は。
「……大変だと思うけど、頑張ってね?」
「……うん」
頭を軽くなでられてから、フェイトさんの運転してきたワゴン系の車に皆乗り込んでく。
それで、皆乗ってから、車は発進していくのを見送って。残ったこっちではというと。
「ねぇ、流君? これも着てくれない?」
そう言いながら、どこからか取り出したのは真っ黒のフリフリのゴスロリ服と、真っ白いワンピース。
「お母さん!」
「どうしたの美由紀?」
先ほどとは考えられないくらい険しくて、凛々しい顔をした美由紀さん、まさか味方が……。
「白黒チェック系の奴もいいと思うよ!」
「あぁ、やっぱり?」
うん、ですよね。なんか目の前で、キャアキャアと本当に女子高生位のノリで話を進める二人だけど、あぁ、あぁ!
「メイド服もいいと思います!」
「そうね!」「そうだね!」
「……五分もたなかったか」
小さく呟きながら士郎さんがお店の奥に退散していって、残された流は。こっそり、そのままの格好で外に逃げようとしてたけど。
美由紀さんが音も無く一気に接近して、肩をつかみ、青ざめた顔で、流がこちらを向く。そして、桃子さんと美由紀さんの一言。
「逃さないよ流君?」
後は予想通りで、本当にいいものを見せてもらった。写真のデータも貰えたし。
これは、これは! 失った物(血)は多いけど! 私だけの秘蔵のお宝だ! 絶対に誰にもあげない。そう心に誓った瞬間で、流は多分二度とここにこないんだろうなと本気で思う。
そして、後日この画像が桃子さん手により、100%ではないが、画像のデータをはやてさんに送って、ちょっとした事件が起こったのはまた別の話。
――sideなのは――
……不味いというか、なんというか。
地上からやってきた流。昨日のアヤさんの連絡以外の……響達とは違う疑いを持つ人……なんだけど。
あれ、不味くない?
はやてちゃん、フェイトちゃんと今朝もう一度話し合って、今回の出張で変わった動きがないか見てみようってなった。
だからこそ、私達のサーチャーに、別行動で空に展開してるヴィータちゃんとシグナムさんのサーチャーはロストロギアを見張るものでも有るけれど、それは響達もというのも有る。
流石に地球で、コチラに対して変わった動きは無いとは思う。
でもそれは。同郷の人だからという私達の手心かも知れない。
はやてちゃんが……夢のためにと言っていた機動六課。私の希望も最大限に応えてくれた。
けどね。無理してまで私やフェイトちゃんに、はやてちゃん達夜天の守護騎士を集めたというこ
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