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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 服と出会いと
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――side震離――
「服買いに行こー」
「あ?」
目の前で麻雀を打つ響、優夜、煌の三人、略してひゆこに言う。
というか仕事上がりで麻雀なんか打ってたんだ。麻雀なんて確率ゲームなのに何が楽しいのやら。
まぁいいや。
「……今何時だと思う?」
「午後8時11分48秒!」
「ほんと突然だな、で? 震離は服なんか買いに行くんだよ? あ、それポン」
「……えー」
煌が笑いながら聞いてくるけど、一応そこは乙女の……いいやめんどくさいし。
「……単純に遊び用の服とか入った荷物がまだ届いてないんだよ、私も奏も響も、そうだよね?」
「震離ー、今なんか考えたけど絶対面倒だと思ったろ? それチーだ」
「うわ、優夜にバレた」
ものの数秒でバレたよ、やっぱり付き合いが妙に長いからなーやっぱり隠しきれないかー。それよか響さー。
「なんでそんな微妙そうな顔してんの?」
「……いやさ、ここってさ一応は男子寮だろう?」
「うん、そうだねー」
「……大丈夫だったか? いろいろと。うわ、手牌悪いわ中々来ないわで最悪だな」
今引いた牌を見て残念そうな顔をしてる。
全く。確率なんだから、場に出てる牌と持ってる牌から予想なんて立てられるのに。あー、そういえば。
「ここに来る途中に上半身マッp」
「あー了解、もう言うな」
即効で響がストップしてきたけど、私は!
「……それ以上言ったらお前の子供の頃の写真見せるぞ」
「フッ……誰に見せると?」
あまり、私を侮っちゃいけないよ響? そう簡単に……
「……はやてさんにだ、多分あの人そう言うの大好きだと思うぞ?」
「了解」
くっ、あの人きっと楽しみ様なタイプだろうからなー、お話するまでどんな人かわからなかったから怖かったしね。
「ていうか行くの? 行かないの?」
気がつけば渋い顔してた響が、ニヤリと笑ってる。何か良い手が来たのかしら?
「あー、まぁ待てこれがオーラスだから、もう終わる……ほら早く出せよ煌? 早く出せよ、今きた牌を!」
「落ち着け俺、場に一つと山にドラ表示に出てるんだ……通れ!」
「ほい、清老頭だ! 優夜だっけ免許取ってるのは?」
「あぁ、一応取ってあるから送ってくよ、外出届書きに行くかー」
なんかプルプルしながらそっと山からとった牌をそのまま場に置いたと同時に、響が自分の牌を全部倒した。
へぇ、なんか鳥っぽいやつを煌が出して、響が一って書いてる牌と丸っぽい奴が書かれた奴と棒が九こ掘られた……いいや、説明するのが面倒になった。それよりも。
「あー、私達の一部の荷物がまだ届いてないけど、流はどうなんだろう?
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