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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第4話 疑念
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いに聞こえた声に、俺たちの視線がそこへ向かい。自然と笑みがこぼれた。
「よぉ。久しぶり」
「こうして会うのは2年ぶり位か。変わりがないようで何より」
見知った顔がそこには居た。通信で顔こそ見てはいたけど、直接会うのは久しぶりだから……だから。
「あぁ。元気そうで、何よりだ」
4人が元気そうなのは本当に嬉しいんだ。
――sideはやて――
「ゴメンな、二人ともこんな夜遅くに呼び出して?」
「ううん、大丈夫だよ」
「それよりもどうしたのはやて?」
目の前に私の親友であるなのはちゃんとフェイトちゃんの二人を呼び出す。
本当はもう仕事ももう終わって、二人とも疲れてるはずなのにそれでも来てくれたことに感謝すら覚える。
「うん、実はな二人に紹介しておきたい人がいるんよ、ただその人は機動六課の設立に手を貸してくれた人で、その人のお陰でこの六課の隊舎を手に入れることができたんや」
「すごい人なんだね」
「うん、そうなんよ、私もいろいろお世話になってる人やし、ただ、その人がなのはちゃんとフェイトちゃんに挨拶したいって言ってたから今日は呼び出したんよ」
「あ、はやてちゃん、挨拶する前にその人の名前はなんて言うの?」
なのはちゃんの言葉に思わず名前を言ってなかったこと思い出す。危ない危ない、失礼なことになる前で良かった。
「あ、そやったね、その人の名前は「アヤ・アースライト・クランベル」三等空佐って言う方や」
「あぁ、その人の事は知ってるよ、本局でも有名な方で、一度あったことがあるよ」
「うん、私もあるよ」
何や二人ともあったことあるんやね……それなら、内緒にしておけば良かったと心のなかで思う。
けどまぁ、六課に取っては恩人の一人なんやし、失礼な事はあんまりしたくはない。
「それじゃあ、アヤ三佐に繋げるけど、用意はええか?」
「うん」
「大丈夫だよ」
「それじゃあ……ちょっと……あ、繋がった」
モニタを操作して本局と繋がったのを二人に見せる。
そして、そこに写ったのは、肩まで伸ばした黒い髪に、ややつり気味の青い眼に、丸いメガネを付けてる人物が現れた。
『お久しぶりです、高町なのはさん、フェイト・T・ハラオウンさん、アヤ・アースライト・クランベルです』
モニタの向こうで深々と挨拶するアヤ三佐。うん、相変わらず大きな胸や。フェイトちゃんとシグナムとも引けを取らんほど人や。
「いえ、こちらこそお久しぶりです」
二人の声が重なる、うん、やっぱり会ったことあるから、それほど緊張してないみたいや。
まぁ、それよりもや。
「それにしてもアヤ三佐? 今日は、どのような用ですか?」
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