暁 〜小説投稿サイト〜
ジェダイの教授 ースカイウォーカーの子孫たちー
遠い遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・・・・。
[4/11]

[1] [9] 最後 最初
用意しているということだろう。奴が自分の持っている手札を見せたり行使するときは、必ずそれ相応の見返りがあるときだ。ダース・モールを差し向けたときは、クワイ・ガンがやられた。奴は我々に傷を負わせることによって怒りや憎しみなどの負の想念を焦りと恐怖とともに呼び覚ますことを最大の手段としている。目の前でクワイ・ガンの死そしてダース・モール自身の死を二人の未来あるジェダイに焼き付けることにより、二つの魂に二つの目的を与えた。一方は、師の道を追従する道。もう一方は精神的な支柱の早すぎる死による恐怖への道。私には見える二つの魂をシスは互いにぶつかり合わせより強いジェダイを残そうとしている」
「まさか、クワイ・ガン様の死すら利用しているというのです?」
「それどころか、人の意思や恋心、良心によって生きる魂の力、人がライト・サイドと呼ばれる力さえ、暗黒面へ突き落すために利用する。奴はもはや共和国政府の意志の弱い政治家たちなどどうにでも操れる。奴の本来の力は人の意思の誘導だ。奴が放ち続けている暗黒の波動は人を悪い想念に駆り立てる。
わしら、ジェダイはみな精神の修養を胸としているからそれに気づかんが、シェル・ワンよ、一度貧民街がスラムなどに足を踏み入れるがいい。あそこには人間の浅はかな欲望やさまざまな雑多な想念が入り乱れている。それをたどるとある意思に到達する。暗黒面の意思だ。われわれは、人の魂の救済をし続けながら戦っていかねばならん。さあ、戦いだ。ドロイドの連合艦隊につっこむ。目標のタトゥイーンの地表まで速力を落とすな。この機体は多重ステルスによってレーダーに映りにくい。わしは我がフォースの威力を見せつけよう。プロフェッサーの実力とくとみるがいい」
 ドロイドの連合艦隊は、プロフェッサーのフォースの力によってあれだけの艦隊の包囲をいとも簡単に崩した。
「マスター、どうやったんです」
「何、艦隊の出力コンバーターをショートさせたのだ。いいか、フォースの力を過信するな。より大きい力の行使は自身を疲弊させる。それよりもフォースの力の作用点を見つけよ。わしほどになれば、距離と巨大さを無視して相手の一番の弱点だけを破壊することができる」
「はい、マスター。一つ思いつきました。アフターバーナーを切りましょう。もうタトゥイーンの重力圏内です。重力によって自由落下すれば、燃料を節約できます。姿勢制御は、私のフォースをジャイロスコープに連動させましょう」
「よし、アフターバーナーを切れ。大丈夫だ。フォースを連動させなくともある程度は操縦管に意識を集中させれば姿勢制御になる、いいか力を抜け、いつものように意識を超越させるのではなく、意識のひずみに自分の支柱をひっかけよ、良いか集中とは消耗させることではなく生産することだ!」
「マスター。大気圏内に突入!船体先端部、加熱!熱量上昇
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ